──それは、とても悲しい旋律。 それでも貴方が、とても愛おしそうに口ずさむから、

 


 赤き羊は静かに笑った

青き瞳は君だけを見てる

その美しさで僕を染めて

 愛情の鎖で結ばれた罪

傲慢なる我が王に接吻を

 消えぬ聖痕を君だけに

囚われの羊は鮮烈に笑う

朱を愛した少女は逃避する。
(光に焦がれ闇に焦がれ、存
在を証明する勇気はない)


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