地味で目立たない。

中学で私を示す言葉がそれだった。黒髪に黒縁の眼鏡。日がな読書していて、口数が少なくて、幼い頃からの星詠みという力が災いして、クラスでは浮いていて、保健室登校も多かった。そんな私を見かねてか、両親に星月学園をすすめられた。"ここなら同じ力をもった人たちがいる。ここに行けばあなたも何かかわるかもしれない。"そんな両親の言葉で、星月学園に志願、そして合格。純粋に嬉しかった。


星が見せた私は笑っていないけれど。




110115



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