【君が居るって】赤い糸の先【信じたい】1
+bookmark

【君が居るって】赤い糸の先【信じたい】


1 名無しのニートがお送りいたします

この間、街で見かけた。
私の知らない表情を浮かべて友達と話して、楽しく歩いてた。

声をかけることすら、できなかった。

2 名無しのニートがお送りいたします

甘酸っぱい青春の予感。

3 名無しのニートがお送りいたします

これは良スレの予感。

4 名無しのニートがお送りいたします

1〜コテスペくれ〜

5 名無しのニートがお送りいたします

タイトルからしてなんか甘酸っぱい感じだな。

6 赤マフラー

コテはこれです。
スペック↓

皆前世つながりです。


赤マフラー:私です。 女で現在高校2年生。
赤ジャージ:私の"前世"での想い人。 現世では繋がりがありません。 この間街で見かけた人。

ゲーマー:前世で私の先輩で現世でも同じ。 仲良しの先輩さん。 名前の通り、ゲーマーです。
画伯:以下同文。 名前の通り、絵が上手です。

猫目:前世で私の義理の弟だった。 現世では、親戚。 1年後輩。
蛙:以下同文。 同じクラスのアリスちゃんと付き合っている。
団長:前世で私の義理の妹だった。 現世では以下略。 私達の所属する部活のリーダー。

アリス:前世ではそんなに親交が無かった。 現世ではめっちゃ仲いいよ! 1年後輩。 蛙らぶ。

阿吽:前世で赤ジャージの実の妹だった。 現世では一人っ子。

雨:前世では、アリスちゃんと同じく親交が無かった。 中等部。 同じ部活。
晴:私のお母さんの妹らしい! 中等部。 同じ部活。

前世の記憶があるのは赤ジャージを除く皆。
赤ジャージだけ学校もとなり町だし、街で見かけるまで存在すら分からなかったんだ。
でもね、前世しか繋がりなかったけどね、見かけたあの一瞬で、また一目惚れしちゃった。
なんとか知りあいたいんだけど、でも。隣街の高校だし、接点無さ過ぎて……。

7 名無しのニートがお送りいたします


8 名無しのニートがお送りいたします


9 名無しのニートがお送りいたします


10 名無しのニートがお送りいたします


11 名無しのニートがお送りいたします


12 名無しのニートがお送りいたします


13 名無しのニートがお送りいたします


14 名無しのニートがお送りいたします


15 赤マフラー

あれ?どうしたの?

16 名無しのニートがお送りいたします

いや、まさか前世関連だったとはww

17 名無しのニートがお送りいたします

前世で好きになった人をまたすきになったのか……。

18 名無しのニートがお送りいたします

あまずっぺぇなああ

19 名無しのニートがお送りいたします

前世については聞いてもおk?

20 名無しのニートがお送りいたします

前世について詳しく知りたいなぁ。

21 赤マフラー

赤マフラー:前世で、父親の悪巧みを止めるために高校の屋上から飛び降りて自殺。
赤ジャージ:私・ゲーマー・画伯が初めて出来た友達だった。 それを一気に失ってはさみで首をさして自殺。
ゲーマー:前世で持病が悪化し死亡。
画伯:前世で病弱だったため、死亡。

猫目:母親と不仲で、後に死に別れして私の母が運営していた孤児院にやって来た。
蛙:両親については不明。 でも、川で溺れて死にそうになったことがあったらしい。
団長:元々はお金持ちの家の娘だったんだって。

アリス:前世ではメデューサの末裔。 母親が人間に殺されちゃった。

雨・晴:前世で晴と共にトラック事故に巻き込まれちゃった。

阿吽:海で溺れた際、父親が助けに入って父親が死んじゃったんだって。

こんな感じ。

22 名無しのニートがお送りいたします


23 名無しのニートがお送りいたします


24 名無しのニートがお送りいたします


25 名無しのニートがお送りいたします


26 名無しのニートがお送りいたします


27 名無しのニートがお送りいたします


28 名無しのニートがお送りいたします


29 名無しのニートがお送りいたします


30 名無しのニートがお送りいたします


31 名無しのニートがお送りいたします


32 名無しのニートがお送りいたします


33 赤マフラー

えっ!?なんで黙るの?!

34 名無しのニートがお送りいたします

いや、まさかの前世が超ヘビー……。

35 名無しのニートがお送りいたします

皆暗すぎる前世だな……

36 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャが凄く辛い。

37 名無しのニートがお送りいたします

アカジャアァアア……

38 赤マフラー

あのね、昨日、父親に話したんだ。
父親も前世の記憶ある系だからシンタローを見かけたの!って。

……でもね、お父さん喜んでくれなかった。
お父さんは赤ジャージのこと知ってたみたい。 知っていた上で、黙ってたんだって。

現世で赤ジャの置かれている状況をぜんぶ、話してくれた。

39 名無しのニートがお送りいたします

父親知ってたのか……。

40 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャの置かれている状況……?

41 名無しのニートがお送りいたします

何か嫌な予感が……。

42 赤マフラー

それを聞いて私は崩れ落ちるしか出来なかったんだ。
どうしてお父さんが私に教えなかったのか、それも全部分かった。

私なんかが彼に触っていいという資格が無いんだってことも分かっちゃった。

43 名無しのニートがお送りいたします

ど、どういうことだ?

44 名無しのニートがお送りいたします

赤マフラー……?

45 赤マフラー

だって、前世で赤ジャを不幸に陥れたその大元の原因は私だった。
私が自殺しなければ、赤ジャージは絶望して自殺することはなかったかもしれない。
ゲーマーさんや画伯さんの事があったって、私がいたら支えてあげる事が出来たかもしれない。

なのに私は家族のことばかり考えて、赤ジャージのこと全然考えてなかった。
そんな私が、赤ジャージに触れていいはずないじゃない……

46 名無しのニートがお送りいたします

赤マフ……。

47 名無しのニートがお送りいたします

でも、それは前世の話だろ?

48 名無しのニートがお送りいたします

そうだよ。赤マフが前世の記憶を持っていたってそれは前世のことなんだぜ?

49 名無しのニートがお送りいたします

赤マフ元気出せ!!

50 名無しのニートがお送りいたします

話しならいくらでも聞いてやるからよ!
prev / next
△PAGE-TOP
CHANNEL >> LIST
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -