151 以下名無しの爺がお送りいたします
おいおいおいおいおい!
152 エネミー
紅茶「ひっヒーロ…、しろ、はた… とまと、もふ子……たの、む…おれ、たちに、抱きついてくれ… もう、むり、耐えられなっ」
ヒーロー「え?抱きつく? …あああもうグダグダ考えてる暇なんて無いんだぞ!今名前呼ばれた4人は近くにいる頭痛そうにしてる奴に抱きつくんだぞ!」
白旗「わっわかった!」
トマト「お、おう!」
モフ子「わっわかったぁあ」(大泣きしてました)
名前呼ばれた4人がそれぞれに抱きつきます。
ヒーローさんは紅茶さんに、白旗さんは不憫さんに、トマトさんはコルさんに、モフ子さんはご主人に。
すると頭を痛がっていた4人はぴたっと動きを止めたんです。
一体何が…
153 以下名無しの爺がお送りいたします
動きを止めたってことは、痛くなくなったのか?
154 以下名無しの爺がお送りいたします
なんでヒーローと白旗とトマトとモフ子が頭痛い四人に抱きついたら痛みが止んだんだ?
155 以下名無しの爺がお送りいたします
わかんねぇよ…
156 エネミー
紅茶「はぁ、はぁ………」
ヒーロー「紅茶…大丈夫かい? 痛みは?」
紅茶「もう、だいじょ、ぶだ。」
まだ肩で息をしていますが、とりあえず痛みは無くなったようです。
ご主人は意識失ってます。
不憫「でき、ればもう…一生味わい、たくねぇ痛みだ、な…」
コル「…初め…て本当に死に、たいって思っ…た気がするよ……」
モフ子「ひぐっ…えぐっ、あかじゃじいいいいいい…」
大号泣で顔がすごいことになってます…
ご主人、頭から血が……
157 以下名無しの爺がお送りいたします
壁にガンガン頭打ちつけてたんだっけか!?
158 以下名無しの爺がお送りいたします
大丈夫かあああああああ
159 以下名無しの爺がお送りいたします
て、手当!!!
160 エネミー
とりあえず薔薇さんが廃屋の病院にあった割と清潔そうなシーツを破って応急手当してくれましたが…
161 紅茶
あんな痛みが人間に耐えられるはずねぇよ…
しかも、子供に…
正直脳みそをカッターナイフで抉られてるような痛みだった…
162 以下名無しの爺がお送りいたします
想像できねぇ痛さだ…
って紅茶!?!?!?大丈夫か!?!?!?!?
163 紅茶
ああ、もう大丈夫になった…
164 エネミー
」
ヒーロー「俺達はいつまでこうしてればいいんだい?」
紅茶「すまん、暫くこうしておいてくれ… 今離したら多分また、頭痛くなる…」
ヒーロー「わ、わかった! …でもなんで俺たちなんだい?」
紅茶「モフ子と白旗・トマトは後ろにビックな奴等がいる…から霊が近寄れないんだ。
ヒーローは霊を引き寄せないし、強制的に近寄ってきた霊を浄化するっていうチート体質だからな…」
不憫「ダイレクトに狙われてんな…」
コル「うん…相当恨みの強い霊だよ…じゃなきゃこんなこと出来ない…」
紅茶「赤ジャージは、大丈夫か?」
爺「酷く頭を打ち付けていましたから…念のため、暫く安静にしておいたほうがいいです…。 彼自身まだ目覚めてないですし…」
桃缶さんはモフ子さんの如く大泣きしてご主人に抱きついてます。 団長さんは不安そうに猫目の手を握りながら、少し涙目になってました。
蛙さんは険しい表情で赤ジャージさんの流している血を見つめて、拳を強く握りしめてます。 毒舌さんはそんな蛙さんのつなぎをちょこっと摘んで不安そうにしてました。
ねぎまさんはご主人の側に座り込んで心配そうに頭をなでてます。
165 以下名無しの爺がお送りいたします
霊感あるやつをダイレクトに狙ったとか…
166 以下名無しの爺がお送りいたします
俺自殺頭痛わかんなかったからぐぐってみたけど……赤ちゃん生むよりも痛いとか…
167 以下名無しの爺がお送りいたします
確か群発頭痛って名前なんだっけ…
168 以下名無しの爺がお送りいたします
生きている内に味わえる三大激痛のうちの1つだってな…
169 以下名無しの爺がお送りいたします
味わいたくねぇ…
170 以下名無しの爺がお送りいたします
それに匹敵する痛みを味わったんだとしたら、すげぇな紅茶…其の痛みの中で途切れ途切れだったけど喋ったんだから…
171 以下名無しの爺がお送りいたします
たしかにすげぇ…
172 以下名無しの爺がお送りいたします
紅茶強いな…
173 紅茶
群発頭痛っていう単語耳にしたからあえて言うが、恐らくさっきの頭痛はあの痛みよりはマシだ。
本当の群発頭痛だったら一般人は悲鳴すらあげられずに真っ先に二階から飛び降りる。 だから自殺頭痛なんだからな。
174 以下名無しの爺がお送りいたします
群発頭痛こえええ…
175 以下名無しの爺がお送りいたします
味わいたくねぇよおおおおお
176 以下名無しの爺がお送りいたします
悲鳴すらあげられないってやばいだろ…
177 薔薇
あれ確か治療方法が確立されてないんだってねコワー
178 以下名無しの爺がお送りいたします
えっまじか…
179 エネミー
皆さんそんな事を話しているヒマじゃないですよ!
この抱きついたままの異様な?状況はどうすればいいんですか!
180 以下名無しの爺がお送りいたします
あっ
181 以下名無しの爺がお送りいたします
え? まだ抱きついたままなの!?
182 紅茶
すまん、もうちっとだけ待ってくれ。
183 不憫
今紅茶が頑張ってるからもう少しだけ待ってくれ。
184 以下名無しの爺がお送りいたします
ん?
紅茶が頑張ってる?
どういうこと?
185 エネミー
えっと、床になんか…ゲームで見るような魔法陣っぽいのが浮かんでるんですが…
これは…
186 以下名無しの爺がお送りいたします
え?
187 以下名無しの爺がお送りいたします
え?
188 以下名無しの爺がお送りいたします
え?
189 不憫
おう魔法だ魔法。
紅茶は魔法が使えるんだよ。
190 以下名無しの爺がお送りいたします
!!?!?
191 以下名無しの爺がお送りいたします
魔法が使える!?!?
192 以下名無しの爺がお送りいたします
え?
193 以下名無しの爺がお送りいたします
魔法とかええええ!?
194 以下名無しの爺がお送りいたします
なんだとおおおお!?
195 エネミー
紅茶さんさっきからブツブツ呟いていると思ったら、詠唱だったんですね…
っていうか携帯いじりながらよく詠唱出来ますね…チートですか…
196 以下名無しの爺がお送りいたします
ちょwwww携帯いじりながらとかwwwww
197 以下名無しの爺がお送りいたします
すげええええ魔法すげえええ
198 薔薇
今こんな状況
つ【紅茶と思われる細身の外国人と、その外国人に後ろから抱きつく大柄な外国人の写真。 床には魔法陣らしきものが浮かび上がっている】
199 以下名無しの爺がお送りいたします
!?!?!?
200 以下名無しの爺がお送りいたします
200げっと
うわあああああああああすげええええええええ
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