因果応報 ALIVE【人を】帰ってきて【探しています】2
+bookmark
101 名無しのニートがお送りいたします



102 名無しのニートがお送りいたします



103 名無しのニートがお送りいたします



104 名無しのニートがお送りいたします



105 名無しのニートがお送りいたします

あれからもう3時間か……

106 名無しのニートがお送りいたします

どうしてるんだろうな。

107 名無しのニートがお送りいたします

団長たちも浮上しないし……

108 団長

すまん。

109 名無しのニートがお送りいたします


110 名無しのニートがお送りいたします


111 名無しのニートがお送りいたします


112 名無しのニートがお送りいたします


113 名無しのニートがお送りいたします


114 名無しのニートがお送りいたします


115 名無しのニートがお送りいたします


116 名無しのニートがお送りいたします


117 名無しのニートがお送りいたします

団長!!!!!!!!!!!11

118 名無しのニートがお送りいたします

良かった!!!!!!

119 名無しのニートがお送りいたします

心配してたんだよ!!!!

120 団長

ちょっと、気持ちを落ち着かせてたんだ。
落ち着かないと頭ごなしに桃缶を攻めそうで怖かった。

121 名無しのニートがお送りいたします

団長……

122 名無しのニートがお送りいたします

団長……そうだったのか……

123 白子

ごめんね。
ちょっと爽男を落ち着かせてたんだ。

124 名無しのニートがお送りいたします

白子……

125 名無しのニートがお送りいたします

爽男は大丈夫なのか?

126 名無しのニートがお送りいたします

っていうか一体何があった?

127 白子

ちょっと泣き崩れちゃっただけだよ。
爽男はね、あの日からずっとずっと自分を攻め続けてるんだ。

128 名無しのニートがお送りいたします

そうだったのか……

129 名無しのニートがお送りいたします

仕方ないよな……

130 名無しのニートがお送りいたします

雨とか桃缶はどうしただろう……

131 名無しのニートがお送りいたします

確かにな……

132 青ジャ

みなさん、始めまして。
そして団長さん、白子さん、爽男さん、桃缶さん、雨さん……皆さんお久しぶりです。

133 名無しのニートがお送りいたします


134 名無しのニートがお送りいたします


135 名無しのニートがお送りいたします


136 名無しのニートがお送りいたします


137 名無しのニートがお送りいたします


138 名無しのニートがお送りいたします


139 名無しのニートがお送りいたします


140 名無しのニートがお送りいたします


141 団長

青……ジャ……なのか?

142 白子

青ジャちゃん……!

143 名無しのニートがお送りいたします

何時からか赤ジャのパソコンに潜ったまま出てこなくなったっていう青ジャ……?

144 名無しのニートがお送りいたします

っていうか青ジャは一体何者……いや空気読むわごめん。

145 青ジャ

人工知能とかAIだと思っていればいいと思いますよ。
そして今日ここに来たのは今私がご主人のパソコに付いているカメラ越しに見ている光景を伝えるためです。

146 名無しのニートがお送りいたします

人工知能……AI……すげえ

147 名無しのニートがお送りいたします

え? ご主人ってだれ?

148 名無しのニートがお送りいたします

いやいや、この場合は赤ジャだろ?

149 名無しのニートがお送りいたします

っていうかスペックに描いてあるだろ。

150 名無しのニートがお送りいたします

あっマジだ。ごめん。

151 青ジャ

あの日からずっと桃缶さんはご主人の部屋にこもりっぱなしだった……
それ今日、ついに立ち上がったんです。

雨さんの言葉が届いたんですよ。

だからこそ私はご主人から仰せつかった最後の言葉を伝えたかった。
ご主人が家族へ残した最後のメッセージを。

152 名無しのニートがお送りいたします

え……?

153 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャが残した最後のメッセージ……?

154 名無しのニートがお送りいたします

それって遺書のこと?

155 青ジャ

そうです。
赤ジャが自殺する前、泣きながらも必死に打ったものです。

もしも私に体があったのならご主人の自殺を止められたかもしれません。
本当は止めたかったんです。 死なないでって必死にうったえかけたんです。
でも、ダメだった。

156 名無しのニートがお送りいたします

青ジャ……

157 名無しのニートがお送りいたします

そうだったのか……

158 青ジャ

赤ジャの残したメッセージを要約して載せます。

暫くROMをお願いします。

159 青ジャ

母さん 桃缶へ

このメッセージを見ているということは、立ち上がることができたってことでいいんだよな。
まず言わせてくれ。 こんな選択しか出来なくてごめん。
きっと凄く苦しめるだろう。 そんなのは分かってるんだ。
でも、もう限界なんだ。
苦しいんだよ。 辛いんだよ。 もう、死んだように生きる日々に疲れたんだよ。
身勝手だって解ってるんだ。 この選択が間違いだって知ってるんだ。 でもな、俺はもうだめなんだ。
何をしても、何をしようとしても、浮かぶのはクラスメイトや先生から言われた言葉なんだ。

高1の夏、俺は仲良くしていた3人の死を知ってしまった。
そして、クラスメイトや先生からお前のせいだって、お前が殺したんだって、指を刺されて言われた。
友人三人が死んでも顔色ひとつ変えない俺は気味悪いんだって、皆が口をそろえていった。

160 青ジャ


なあ、俺から表情を奪っていったのは誰なんだよ。
泣いても誰も助けてくれないぞって言ったのは、笑うな気持ち悪いって言ったのは、なんで生きているんだって言ったのは誰なんだよ。
俺は好んで一人で居たわけじゃない。 本当はずっと友達が欲しくて堪らなかった。
休み時間には友達とサッカーとかして遊んだり、そんな普通の男の子だったら誰もが経験するような事を俺だってやりたかった。
でも、そんな普通をオレから奪っていったのはクラスメイトと先生だった。

こんな俺と遊ぶ奴なんて居ない。 テストの点数だけで嫌われ、疎まれて、そしてずっとずっと一人で居た俺に、人と話すスキルなんてありゃしない。
好きな娘が泣いてたって、なんて言葉をかけていいのか分からない。 人と話した経験が少なすぎる俺には難易度が高すぎた。
なんでだろうな。 俺きっと、あの3人が生きてさえ居てくれたなら耐えられたんだよ。
クラスメイトから何を言われたって、あの3人が居てさえくれたなら俺は生きていけたんだ。

あの3人と出会って俺は、学校帰りの寄り道が楽しいことを知った。
放課後に買い食いして笑い合う楽しさを知った。
人と過ごす楽しさを知った。

161 青ジャ

俺は高望みしたわけじゃない。
ただ、人並みに友人と学校生活を楽しみたかっただけなんだ。
なのに、なんで奪うんだよ。 なんで俺から全部奪っていくんだよ。

なあ母さん、なんで俺はこんなにも人から嫌われるんだろう。
俺がもしもこんな化け物見たいな記憶力の良さとか、頭の良さが無い普通のそこら辺に居るような男の子だったら友たちできたのかな。
人に疎まれずにすんだのかな。 先生から嫌われずにすんだのかな。

ねえ、母さん。
俺母さんのこと大好きだ。 父さんのことも大好きだ。 勿論、桃缶のことも大好き。
この死んだように生きた数年間俺の支えとなってくれたのはいつだって家族だった。
そんな家族を苦しませたくはないけど、でも、ごめんなさい。
親不孝者でごめんなさい。 生きられなくてごめんなさい。
苦しめてごめんなさい。


さよなら。


以上、編集は加えましたがほぼ原文のまま載せました。

162 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャ……なんという……

163 名無しのニートがお送りいたします

なんだよ……こんなのってありかよ……

164 名無しのニートがお送りいたします

ふざけんなよ教師……!

165 名無しのニートがお送りいたします

くっそ、怒りでどうにかなりそうだ。

166 名無しのニートがお送りいたします

こんなことがあってたまるかよっ

167 名無しのニートがお送りいたします

なんだよ……全ての元凶は、赤ジャの通っていた学校そのものだったんじゃねえかよ……

168 団長

こんなことが……

169 名無しのニートがお送りいたします

涙で画面が滲んで見えない

170 名無しのニートがお送りいたします

俺も

171 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャ……よく、頑張ったな。

172 名無しのニートがお送りいたします

ずっとずっと耐えてたんだな……偉かったな……

173 名無しのニートがお送りいたします

くっそ……赤ジャの学校の先生全員ぶん殴りたいぜ……

174 名無しのニートがお送りいたします

俺もだよ……

175 名無しのニートがお送りいたします

こんな怒りが湧き上がってくる事はそうそうないぜ……

176 青ジャ

桃缶さんと雨さんはこれを読んで現在泣き崩れていますのここへは来れません。
ご容赦下さい。

177 名無しのニートがお送りいたします

そうか、桃缶……雨……

178 名無しのニートがお送りいたします

我慢せずにいっぱい泣けよ二人共……

179 名無しのニートがお送りいたします

猫目のせいなんかじゃなかったんだ……

180 青ジャ

そうなんです。
猫目さんのせいじゃない。
ご主人は死ぬ前、猫目さんにあやまってました。

お前のせいなんかじゃない。これは、全部弱い俺のせいなんだ。
ごめんな。

と。

181 名無しのニートがお送りいたします

赤ジャぁ……

182 名無しのニートがお送りいたします

死んでから分かるなんてな……

183 名無しのニートがお送りいたします

死ぬ前に知れたらよかったのに……

184 名無しのニートがお送りいたします

そしたら助けられたかもしれないのにな……

185 名無しのニートがお送りいたします

猫目、ここ見てるのかな。

186 名無しのニートがお送りいたします

見てくれてるといいなぁ。

187 名無しのニートがお送りいたします

ここを見て少しでも救われたのならいいけど……

188 名無しのニートがお送りいたします

猫目……みてるか……お前のせいじゃないんだよ……

189 名無しのニートがお送りいたします

ちがう。

190 名無しのニートがお送りいたします

猫目……!

191 名無しのニートがお送りいたします

ってあれ?

192 名無しのニートがお送りいたします

>>189
誰、だ?

193 名無しのニートがお送りいたします

>>189
猫目……か?

194 名無しのニートがお送りいたします

>>189
猫目なのか?

195 名無しのニートがお送りいたします

ねこめ?

196 名無しのニートがお送りいたします

頼む返事してくれよ猫目!

197 名無しのニートがお送りいたします

猫目!!

198 団長

猫目…………猫目、居るんだろ?
頼む、出てきてくれ……

199 白子

猫目……!

200 名無しのニートがお送りいたします

ぼくのせいなんだよ
prev / next
△PAGE-TOP
CHANNEL >> LIST
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -