因果応報 ALIVE【人を】帰ってきて【探しています】
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1 名無しのニートがお送りいたします

何も手がかりがない。
何処に行ったのかもわからない。
警察にも頼れない。
絶望なう

2 名無しのニートがお送りいたします

2げと

3 名無しのニートがお送りいたします

2g……こんなことしてる場合じゃなかった。
1はどうした?
とりあえずコテハンと経緯を描いてもらえると助かるぜ。

4 名無しのニートがお送りいたします

あらやだこの3イケメン……トゥンク……

5 名無しのニートがお送りいたします

トゥンク……

6 団長

とりあえずコテはこれでいく。
サークルの団長だからこのコテだ。

団長:女 イケメンとよく言われる 猫目・爽男の幼馴染
猫目:男 とある事件の後居なくなった。 うざいが良い奴。
爽男:男 名前の通り爽やか男。 白子と仲がいい。
白子:女 ゆるふわガール。 爽男のことが好きらしい。
桃缶:女 何年か前までアイドルをやっていたがとある事情で休止中。
青ジャ:女 スーパープリティ電脳ガール(本人談) 赤ジャをご主人と慕っていた。
赤ジャ:男 故人 桃缶の実の兄。 IQ168で、頭がずば抜けていい。
赤マフ:女 故人 俺・猫目・爽男が姉と慕っていた人。
雨:男 小学生 毒舌
木葉:男 マイペースの究極系 ねぎま好き


経緯は今から書く

7 名無しのニートがお送りいたします


8 名無しのニートがお送りいたします


9 名無しのニートがお送りいたします


10 名無しのニートがお送りいたします


11 名無しのニートがお送りいたします


12 名無しのニートがお送りいたします

なんか、嫌な予感が……

13 名無しのニートがお送りいたします

故人が二人も……

14 名無しのニートがお送りいたします

いったい何が……

15 団長

スペックの通り、俺と猫目・爽男には姉としたう人がいたんだ。
赤マフ……何時も赤マフラーをしていたことからこのコテになった。

その赤マフがある日、自殺した。 高校の屋上から飛び降りたんだ。
そして其の現場を間近に見てしまっていたのが猫目だった。 そして、その赤マフは赤ジャと仲が良かったんだ。
恐らく互いが互いに引かれていた両片思いのような関係だったと思う。
だからこそ、猫目は赤ジャが好きになれなかった。 憎んでさえいた。

なんで救ってくれなかったんだ、なんでお前みたいな奴が、ってきっとこんな想いを猫目は抱いていたと思う。
本人が居ないから聞くことは出来ないが。


長いので切る。

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猫目……

17 名無しのニートがお送りいたします

自殺する現場を間近に見てしまったとか……つれえ……

18 名無しのニートがお送りいたします

辛かっただろうな……

19 団長

そんな思いがある日爆発してしまった。 赤ジャに猫目が言いたいことを全て感情に任せて言ってしまった。
「赤マフじゃなくて、アンタが死ねばよかったのに!」
って、その場の勢いで言ってしまった。 勿論、猫目は本当にそう想っていたわけじゃない。
ただ否定して欲しかっただけなんだ。 本人に、ふざけんなよって否定してほしかった。 そしたら自分は抱えているものを全てぶつけることが出来ると思ったんだ。
でも現実は違った。 赤ジャは肯定してしまった。
「そうだな。」
この一言だけを猫目に言い残して、赤ジャは去って行ってしまった。

その後、一部始終を見ていた爽男は猫目を叱咤し赤ジャの後を追いかけたんだ。
でも、もう遅かった。

赤ジャは自宅の、自分の部屋で鋏で頸動脈を切って自殺したんだ。

病院に運ばれた時には遅かったらしい。 即死状態だったと医者からは聞いた。

少し話は変わるが、桃缶は昔海で溺れたことがあるんだ。
桃缶は助かったが、桃缶を助けるために海に飛び込んだ父親が死んでしまった。
そんな経緯がある桃缶が父親に加え兄の死で、悲しみに押しつぶされてしまったんだ。

「アンタのせいだ!アンタが、お兄ちゃんを……!返してよ!お兄ちゃんを返してよおおおお!」

猫目にそう言って、泣き崩れた桃缶に猫目は一歩また一歩と後ろへ下がりながら何かを必死に呟いてた。
きっとあれはごめんなさいと言っていたんだと思う。


其の翌日、猫目は姿を消したんだ。
そして今日、赤ジャが死んで、猫目が消えて2年経つ。

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想像以上の話でおくちあんぐり……

31 名無しのニートがお送りいたします

辛すぎる……

32 名無しのニートがお送りいたします

桃缶も、猫目も辛かっただろうに……

33 名無しのニートがお送りいたします

言葉って怖いな……

34 団長

あれから、俺達のサークルはめちゃくちゃになってしまった。
桃缶は家の……兄の部屋に閉じこもり、雨が桃缶を元気づけるために会いに行ってるが進展なし。
爽男は酷く自分を攻めて、余り笑わなくなった。
白子はそんな爽男に寄り添っている。
俺は気を紛らわせるようにとバイトを始めて家を開けることが多くなった。
何時からか青ジャは赤ジャが使っていたパソコンの奥深くに潜ってしまって出てこなくなった。
木葉もまた、何時からかカノが使っていた部屋から出てこなくなったんだ。

35 名無しのニートがお送りいたします

バラバラに……

36 名無しのニートがお送りいたします

泣きそう

37 名無しのニートがお送りいたします

桃缶……

38 名無しのニートがお送りいたします

雨がいいこすぎてつらい

39 団長

猫目はきっと何処かで生きているはずなんだ。
だから、猫目、もしも……この書き込みを見ていたのなら、頼むから、答えてくれ……!
お前の無事を、確認したいんだ……安心したいんだ!

40 名無しのニートがお送りいたします

猫目……2年もの間行方不明なんて……

41 名無しのニートがお送りいたします

そりゃ心配だろう……

42 名無しのニートがお送りいたします

きっと猫目は自分を今でも攻めているんだろうな。

43 名無しのニートがお送りいたします

どの面下げてとか考えてそう。

44 名無しのニートがお送りいたします

俺だったら考えるな……猫目もきっとそう言う思いがあって出ていけないのかも。

45 団長

きっと自分が殺したんだって思ってるんだろう。
自分を酷く攻め続けてるんだろう。 笑えなくなってるのかもしれない。
死の一歩手前かも知れない。 でも、お前がどんな状態だったとしても俺は……待ってるからな。
爽男だって、白子だって、ずっと待ってるんだからな!

46 名無しのニートがお送りいたします

暖かいな。 後はこれを猫目が見ているかどうかだけど

47 名無しのニートがお送りいたします

それなんだよなぁ。

48 名無しのニートがお送りいたします

難しいきもする

49 名無しのニートがお送りいたします

確かに現実的に考えて無理だが……

50 白子

でも、希望は持ちたいんだ。
爽男だってきっとそう思ってる。
猫目は生きてるし、きっと何処かで私たちのことを思ってくれてるはずなの。

だって猫目はうざいとか色々言われるし、悪戯とかもするけどでも優しい子だもん。
私ちゃんと知ってるもん!

51 名無しのニートがお送りいたします

し、白子おおおお

52 名無しのニートがお送りいたします

白子の信頼に泣いた

53 名無しのニートがお送りいたします

白子……!

54 爽男

ねこめ、おねがいだから、かえってきて

55 名無しのニートがお送りいたします

さわおおおお!

56 桃缶

なんでよ
なんで、アイツのことなんか心配するの
なんであんなやつのことなんか

だってアイツはお兄ちゃんをっ、殺したんだ!
私は許さないから!

57 名無しのニートがお送りいたします

も、ッ桃缶……

58 名無しのニートがお送りいたします

桃缶落ち着け……!

59 名無しのニートがお送りいたします

頼むからっ!

60 名無しのニートがお送りいたします

冷静になってくれ!!

61 桃缶

冷静になって?
ふざけんな!!!!!!

もう耐えられないの!
静かな家の空気も、なにもかもが!
お母さんだってあの日からずっと泣いてるの!

なんで!!!なんでよ!!!
なんで私から家族を奪うのよ!!!!
なんでっ私は……

62 名無しのニートがお送りいたします

桃缶……

63 名無しのニートがお送りいたします

そうだよな……家族二人も失ったんだもんな……冷静になんてなれないよな……

64 名無しのニートがお送りいたします

父親と兄……か

65 名無しのニートがお送りいたします

泣きそう

66 団長

桃缶……すまない……

67 名無しのニートがお送りいたします

団長……

68 桃缶

もう、やだよ……
疲れた。

いっそ、お兄ちゃんのところへいこうかな

泣くのも、喚くのも、足掻くのも、生きるのも疲れちゃった

69 名無しのニートがお送りいたします

桃缶はやまるな!!!

70 名無しのニートがお送りいたします

早まるんじゃない!!!

71 名無しのニートがお送りいたします

頼むから早まるな桃缶!!!!!

72 名無しのニートがお送りいたします

桃缶!!!!頼むからはやまるな!!!

73 団長

やめろ桃缶!!!!

74 白子

お願いやめて桃缶ちゃん!!

75 名無しのニートがお送りいたします

頼むからやめろ!!!!!

76 爽男

桃缶さん、やめてくださいっ!

77 雨

そうやって、うじうじして赤ジャさんの部屋に閉じこもって何やってんの。
挙句の果てには死のうかな?それこそふざけるなよ!

こんなに沢山の人が生きて欲しいって言ってるのに、それに桃缶自体だって死にたくないはずなのに!

そうやって意地を張るのやめたら?

78 名無しのニートがお送りいたします

あ、め?

79 名無しのニートがお送りいたします

雨……

80 桃缶

アンタに何がわかんの?!
知ったように言わないでよ!!!私のことなんて何も知らないくせに!!
それに皆はアイツに帰ってきて欲しいんでしょ!?私のことはどうでもいいんでしょ?
私なんて居なくなってもいいんでしょ!?

だったら放っておいてよ!!
なんで今さら構うの!?

81 名無しのニートがお送りいたします

桃缶……違う、それは違う……!

82 名無しのニートがお送りいたします

そうじゃないんだよ……

83 名無しのニートがお送りいたします

もっと周りを見てくれよ桃缶……

84 名無しのニートがお送りいたします

俺達は桃缶と顔も知らない仲だが、それでも、お前には死んでほしくない。

85 名無しのニートがお送りいたします

俺は桃缶のファンだ。 ずっとずっと君が帰ってくるのを待っていたんだ!

86 名無しのニートがお送りいたします

俺もファンだ!だから、死なないでくれよ……!

87 雨

どうでもいいって思ってたらこうして君が閉じこもる部屋の前に性懲りもなく毎日来たりしないよ。
居なくなってもいい存在だって思ってたなら、こうして必死になって扉越しに君に語りかけたりしない。

僕はあの時、君に笑顔を貰った。
勇気をもらった。
立ち上がる強さを貰った。

だから今度は僕が君に返す番なんだ。

確かに猫目さんは酷いことを言ったし、その言葉が恐らく引き金になって赤ジャさんは死んでしまったんだろうと思うけど
でも、それは決して猫目さんが殺したんじゃないんだ。

きっと赤ジャさんは色々な事をずっと貯めてきて、ココロが悲鳴をあげてた。
声にならないSOSを僕等に出していたのかもしれない。
僕等は其れに気が付くべきだったんだ。 あの無表情な彼に隠されたココロを、理解してあげるべきだった。

そして同じように、姉と慕った相手の死ぬところを目の前で見てしまった猫目さんの気持ちをわかってあげるべきだと思う。
誰だって身内が死んだら辛いよ。 今桃缶がしていることはあの日猫目さんがしてしまった八つ当たりなんだよ。

だから気が付いて欲しいんだ。桃缶。
君が今抱えている憎悪も、悲しみも、あの日猫目さんが味わった気持ちなんだってことを。

88 名無しのニートがお送りいたします

雨っ……お前……

89 名無しのニートがお送りいたします

考えてみればそうだよな……

90 名無しのニートがお送りいたします

猫目と桃缶は似たもの同士ってことか……

91 名無しのニートがお送りいたします

雨がいい子すぎる……

92 名無しのニートがお送りいたします

本当いい子だな……

93 名無しのニートがお送りいたします

桃缶……あの書き込み見てるといいけど……

94 名無しのニートがお送りいたします

そういや上がってこないな?

95 名無しのニートがお送りいたします

確かに……

96 名無しのニートがお送りいたします

何かあったのかも。

97 名無しのニートがお送りいたします

とりあえず保守しておくか?

98 名無しのニートがお送りいたします

そうだな。

99 名無しのニートがお送りいたします



100 名無しのニートがお送りいたします



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