もういいかなって01
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1 名無しのニートがお送りいたします

思うんだけど、どう思う?

2 名無しのニートがお送りいたします

いやいや、いきなりそう言われても!

3 名無しのニートがお送りいたします

イキナリすぎるだろwwww

4 名無しのニートがお送りいたします

何がなんだかわからんwww

5 名無しのニートがお送りいたします

とりあえず1はコテスペと経緯な。

6 名無しのニートがお送りいたします

>>5
こいつ……できる!?

7 コーラ

コテこれで。

8 名無しのニートがお送りいたします

コーラ好きなのかwwwww

9 名無しのニートがお送りいたします

美味しいよなコーラwwww

10 名無しのニートがお送りいたします

わかり易い名前だなwwww

11 コーラ

んで、何がどうなったって話なんだけど

正直な話死にたいんだよ。

12 名無しのニートがお送りいたします


13 名無しのニートがお送りいたします


14 名無しのニートがお送りいたします


15 名無しのニートがお送りいたします


16 名無しのニートがお送りいたします


17 名無しのニートがお送りいたします


18 名無しのニートがお送りいたします


19 名無しのニートがお送りいたします

ん?

20 名無しのニートがお送りいたします

why?

21 名無しのニートがお送りいたします

ちょ、ちょっとまて落ち着こうな?

22 コーラ

俺は凄く冷静だ。

23 名無しのニートがお送りいたします

いやいやいやいや、とりあえずスペと経緯話してくれ!な?

24 名無しのニートがお送りいたします

ニートだが力になるからよ!

25 名無しのニートがお送りいたします

そうだぞ!

26 コーラ

わかった。書いてくる。

27 名無しのニートがお送りいたします

おういってら。

28 名無しのニートがお送りいたします

……行ったか?
興味本位で開いたけどまさか、こんなシリアスなスレだなんて……

29 名無しのニートがお送りいたします

いきなりでびっくりしたわ!

30 名無しのニートがお送りいたします

何があったんだろうなコーラ。

31 名無しのニートがお送りいたします

さぁ……

32 コーラ

コーラ:俺。 頭はいい方。 容姿はふつうだと思う。
マフラー:女。 俺の友達。 頭は悪い。
妹:名前の通り。 なんか最近有名なアイドルらしい
ねぎま:男 学校の先輩。 笑顔を常に絶やさない優しい人。 病弱。
ヘッドフォン:女。 学校の先輩でねぎまのクラスメート。 持病持ち。

スペックはこれくらい。 次は経緯。

33 名無しのニートがお送りいたします

なんかバランス取れたスペックだな。

34 名無しのニートがお送りいたします

先輩たちに嫌な予感がするのは俺だけか

35 名無しのニートがお送りいたします

い、いや俺も……

36 コーラ

俺は昔から頭が良くて周りから浮いていた存在だった。
友達もいなくて、頭の良さからかいじめられっ子でもあった。 暴力とかは無くて、ただ陰口とか悪口言われる程度だったけど。
でもある日、俺に話しかけてきた奴がいたんだ。 それがマフラーだった。
そいつさ、毎日毎日笑顔で俺に話しかけてくるんだ。 其の日からずっとな。
きっと俺はアイツのそういう面とあの笑顔に救われていたんだ。

ああいうふうに笑顔を向けられたことなんてなかったし。
それからしばらくして俺とマフラーはひとつ上の学年の先輩であるねぎまとヘッドフォンに出会って、よく話をしたりお昼を一緒に食べる程度の仲になったんだ。
……多分、幸せだった。 あの時が人生で一番。

37 名無しのニートがお送りいたします

コーラ……苦労してんだな……

38 名無しのニートがお送りいたします

いじめられてたのか……

39 コーラ

ある日マフラーが放課後教室で泣いていたのを俺は見てしまった。
いつも笑顔だったアイツが泣いてるのにビックリして俺は立ちすくんで、声をかけようとしたんだ。
……でも、なんて言えばいいのか分からなかった。
こういう時皆は一体どう声を掛けていたんだろう、人と接する機会があまりなかった自分には難易度が高すぎたのかもしれない。
結局何も言えないまま、俺は背を向けた。

40 コーラ

そのまま、夏休みに入った。 俺は何も変わらない夏休みを過ごしていた。 本当、呑気だな。
そして夏休みが明けて、学校へ行っていつものように席に座った。
でも、アイツは居なかった。
あいつでも学校休むときはあるのか、なんて考えてたけどでも……アイツの席に置かれた花の入った花瓶をみて、目を見開くことしか出来なかったんだ。
先生は悲しそうな顔をして言っていた。
「マフラーは学校の屋上から飛び降りて自殺しました。」って。

41 名無しのニートがお送りいたします



42 名無しのニートがお送りいたします

え……

43 名無しのニートがお送りいたします

そんな……

44 コーラ

信じられるわけ無いだろ。
だって、夏休み前普通に話をしていたのに休み明けたら死んでいたなんて……信じたくなかった。
けど、嫌でも現実を認識させられた。 それと同時に俺はあの時声をかけていれば、って酷く後悔した。
笑えるよな。 いまさら遅いっていうのに。
見て見ぬふりをしてしまった俺のせいだ、って思ったりもした。
アイツが何かに悩んでいたことも俺は知っていたはずだったのに、結局何も出来ずに見殺しにした。

俺は耐え切れなくなって、教室を飛び出した。 一目散にかけて、かけて、そして気づいたら屋上にいたんだ。
アイツへの花がいっぱい置いてあって、あそこから飛び降りたのかなんて考える前に俺は思い出した。
あそこは前、俺が飛び降りようとした場所で俺が今いる場所はあの日アイツが居た場所だ。
「コーラ、其処にいると危ないよ。 こっちに来て! 一緒に帰ろう?」
そう言って、手を差し出して笑ったあいつの顔が脳裏をよぎった。 俺はそんなマフラーの1言に命を救われたんだ。

45 名無しのニートがお送りいたします

コーラ……自殺しようとしたのかよ……

46 名無しのニートがお送りいたします

辛いな……

47 名無しのニートがお送りいたします

俺だったら耐えられないわ……

48 コーラ

流石にあの時は涙を堪え切れなかったけど、数分泣いたらなんか引っ込んでいった。
とぼとぼと教室へ帰る途中、俺はとある生徒の話し声を聴いた。

「ねぇ、知ってる? ねぎまさんとヘッドフォンさんが病気で亡くなったって……」
「え? でも、この間までは元気だったじゃない……なんで!?」
「……そりゃ、さ。 あいつと関わったからじゃない? ほら、あそこに居るじゃん。 あの頭のいい化け物。」
ああ、頭のいい化け物って俺のことな。
「ああ、アイツか。 え? アイツってあの二人と仲よかったの?」
「仲よかったみたいよ。 しかも、自殺したっていうマフラーとも仲よかったみたいだし。」
「えー、なによそれ。 コワー…… 底まで行くと化け物じゃなくて、死神っぽくない?」
「死神www でもさー、冗談抜きにアイツが関わったから早死したんじゃないー? っていうか、アイツがねぎまさんとヘッドフォンさんにマフラーさんを殺したんじゃないの?」

ああ、そうか。 俺が殺したのか、なんてぼーっと考えてた。

49 名無しのニートがお送りいたします

ちょ、ちょっと待て!

50 名無しのニートがお送りいたします

頭のいい化け物って、そんな……

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