好きだ、とクレアが笑うと、私も、とシャーネは頬を赤らめながら頷く。大好きだ、とクレアが腕を広げると、私も、とシャーネはその胸に飛び込む。愛している、とクレアが抱き締めると、私も、とシャーネは首に腕を回す。それからシャーネはまっすぐにクレアを見詰め、クレアはシャーネのまっすぐな視線にこれ以上ないほどに頬をだらしなく緩ませた。恐らく端から見ればなんとも可笑しな光景であろうが、あいにくとそんな小さなことを気にするようなクレアではないので、思う存分世界で一番愛しい恋人からの愛してると物語る視線に答える。「さっきよりも愛してるぜ、シャーネ!」私も。照れ臭そうにシャーネはそっと目を伏せた。



/人類最強カップルにイチャイチャラブラブ以外似合わない
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