▼依存にも似た想いの先










●●は解ってねェ。












オレが常に隣にいる理由。
他の奴になんか触らせやしねェ。

いつでもオレを求め、それが当り前の様に仕向けた。









―――ユウに、依存している。









聞こえない様に小さく呟いたつもりのようだったので、
聞こえてないふりをした。










願ってもいない言葉だ。


そう、仕向けたのだ。









いくらでも傍にいてやる。








依存しているのは寧ろ、オレの方か。



この執着にも、依存にも似た想いを
君に伝える日はまだ、先。





End









□あとがき□


神田サイドでした。




20110812


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