甘い香りからは遠く(終)
by エドアルド(真田)
2013/02/24 03:02
花屋が儲かる時期がきたな、なんて、花屋が聞いたら苦笑いなり怒るなりしそうな事を考えながら客を呼び込む。
花祭りの季節になったは良いが、魚屋に花を飾ったところで、正直、生臭い上に甘ったるいという妙な匂いになってしまうのが落ちだ。
だから、他の店が華々しくなるのを祝い、良い香りに包まれる町の食卓も華やかになるようにと上等な魚を仕入れるのが、自分なりの花祭りの楽しみ方だった。
「さぁ、いらっしゃい!魚のフライにレモンを乗っけて、食卓を花畑にしねぇかい!」
……今のは、ちょいと無理矢理だったか。
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度々失礼致します、エドアルドの親の真田で御座います。
魚屋から動きそうにないオッサンですが、お暇な方がいらっしゃいましたら、相手をしてやって下さい。
エドを含めまして、二〜三人でお話できたらと思います。一週間レスがつかなかった場合、削除させていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
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