7番通り | ナノ





湖畔にて(終)
by シルエラ(霙雪)
2013/01/27 16:53

「ふ〜ん、そう言えばそんな人間の文化にがあったわねぇ…」

街の偵察をしてくれた仲間を見送り岩の上に上がる。 周りの草花は生き生きとしており思わず顔が綻んだ。
月が反射した湖はキラキラと光っている。 やっぱり曇ってるのはやーね。

「バレンタインねぇ、興味は湧かないけど面白そうよね まぁ、街にいけないアタシには関係無い、わ!!」

近くにあった小石を投げると偵察にいった仲間が置いていった大量のチョコをどうしようかと考えながら一かけ口に含む うん、甘い。
ここの木陰はだいぶ寒いから大丈夫だろうけど本当どうしようかしら…

――――――――――
こんばんは、お世話になっています霙雪です! 早速シルエラでスレを立てさせて頂きました!

人数はシルエラ含めて2〜3人で期間は最終日の〜2/15までとさせていただきます^^ 勿論飛び入り大歓迎です!
大量のチョコの処理をどうしようか考えつつパクパク食べてますので話し掛けて下さると嬉しいです!(*´∀`*)

1週間レスが無い場合は削除させていただきます。







無題
by ジャック(澄)
2013/02/12 01:30


小さな声で何か呟いたかと思ったら不機嫌そうに此方を睨みつける彼女に吃驚する。え、俺なんか変なこと言った?

「狙ったっていうのは良く解らんけど、なんか悪い、な?」

取り敢えず謝るも水面を尾でばしゃばしゃ叩く相手の様子を見るに許してはくれなそうだなと思う。いくら魔族同士とはいえ見知らぬ種族に迂闊に声を掛けるのは間違いだっただろうか。元々自分は空気読めない奴だと言われ続けてきたけれどあの町に来て以来色んな種族や人と多種多様に触れあうようになって以来さらにその気がましたように思える。

なんて、そんな思案は意外な形で途切れた。彼女が突然びしりと指さしたのだ。
指し示した方を振り返ると自分が来たのとは違う道らしきものが見える。意外だ。如何にも怒ってる風なのに。

「帰り道、教えてくれるのか。…お前良い奴だなあ!ありがとな!」

思わず笑顔が零れた。うん、親切な奴に出会うと良い事があるものだ。明らかに怒ってるけど。
指し示された方の道を辿ろうとする。が、ぱきりと何かを噛み砕く音に立ち止まり振り返る。
そういえば気になってる事項がもう一つあったんだっけ。

「あのさ、その大量のチョコ…どうしたんだ?もしかしてお前チョコ好きなの?」


*****************
霙雪さんこんばんは、秋谷です!
いえいえお返事有難うございました!!ツンツンシルエラさんかわええ…によによさせていただきました本当にツンデレ美味しいですありがとうございます、高飛車な口調もまた素敵です!(*´ω`*)

イケメン、だと…!はわわただの空気読めないお兄さんですいませんシルエラさんの意を解せない空気読めない子ですいませんんん!見知らぬ種族だったのでまさか捕食関係にあるかもしれない種族同士だなんて気にも留めてなさそうなのでどうぞ威嚇してあげて(?)下さいませ…!

それでは!







無題
by シルエラ(霙雪)
2013/02/10 19:25

「………クソ、計算外よ…」

天敵の1つの鳥に見え、石を投げた相手がまさか此方へ来るなんて計算外よ!! 何で来るのよ!

自身を迷子と言った青年をギロリと睨み、私今とても不機嫌ですと言わんばかりに水面をバシャバシャと叩く

「………貴様迷子と言いながら此処を狙って来たのか? 帰りたきゃ帰れ、我は知らん」

ビシリと左奥に指を指し帰り道を教える。 さあさあ、用が無いなら帰りなさい! 余計気分が悪くなるってもんよ!
手元にあったチョコをパキリと噛み砕くと早くあっちへ行けと催促するかのようにまたも水面を叩いた。

――――――――――
お返事遅くなってしまいすみませんんんんん!! 初めまして?のこんばんは、霙雪です!

ひゃぁぁぁぁ! 完全にスレを消す気満々だったところにまあ、覗いてみればイケメン発見して転がりました通常運転です+(・ω・´)
そんなイケメンお兄さんのジャックさんにこの態度…す み ま せ ん
完全に威嚇してます陸に放り投げてやってください ウンディーネ言っても魚なんで食われたら云々の威嚇ですすみませんツンツンし過ぎで(^q^;)
素敵だなんてそんな…! ただの我が儘な魚ですよ

此方こそよろしくしてやって下さいませ…!







無題
by ジャック(澄)
2013/01/31 00:59

「いって!」

何処からか聞こえた声に立ち止まった瞬間、飛んできた小石が足に当たった。やたら忙しかった今日の仕事、帰り道の気分転換にちょっと散歩をしていただけなのに道にも迷ってしまうし今石にも当たったし。今日は厄日だと心底思う。

「まったく今日はついてないなー…。それにしても、」

何処から小石が飛んできたのだろう。確か、先ほど何処からか声が聞こえた気がした。
「誰か居るのか…?それに、」

何だろう、夜風に乗って甘い香りがする。草花の香りとは違う、お菓子の様な香りだ。
湧きあがる興味を押さえられず、そしてつくづく自分も甘いもの好きだなと思いつつ、迷子である事も忘れ茂み奥へと進む。
と、すぐに開けた場所に行きあたった。透き通った綺麗な湖、こんな所があったのかと正直驚きを隠せない。その綺麗な水面に視線を巡らせると岩の上に人影が見えた。見た事のない種族だ。
つい声をかけるのに躊躇っていると相手と視線があってしまった。それがまるで覗き見ていたみたいで気まずくて取り敢えず言葉を探す。

「ああ悪い。ちょっと道を聞いても良いか?恥ずかしながら迷子になったみたいでさ。」

そう発してから彼女の口元に目が行く。あ、チョコ。


***********
霙雪さん改めまして初めまして!ジャックの親の秋谷澄と申します。
素敵ウンディーネさんなシルエラさんと大量のチョコに反応してついつい書き込んでしまいました…。
不躾な子ですが宜しければシルエラさんとお話しさせてやってください…!(*´人`*)




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