7番通り | ナノ





酒場にて(終)
by ティノ(seduzca)
2013/01/14 00:29

「ありがとう…頂きます」

クラシックな歌のない音楽が流れるなか、淡い光の照明に包まれた酒をのどに流すと、なんとも言えない快楽が沸き上がる。
それを示すかのように飲んでいた男からため息ともとれる息が吐かれた。

「はあ、新しく尚且つ刺激的なスクープはどこにあるんでしょう…」
そんな一人言を呟きながら、ふと回りを見ると男女の客がちらついていることに気づく。

(もうそんな時期ですか…)

浮いた話など無経験な自分には難しいと
思う。
少し居たたまれなさを感じながらもう一度グラスを傾け、どうしたものかと呟いた。


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初トピ恐れ入ります。
人数はティノ含め2〜3人で。
期間は2月15日まで予定してます。
飛び入り参加も大歓迎です!

素敵なテーマに便乗させていただきました!!
よければおっさんと恋ばなしませんか??
恋ばなに年齢は関係ないと信じてます^^←
なお、1週間程書き込みがなかった場合は削除致します。







無題
by カタリナ(むしろ)
2013/02/03 12:50

和解できてるのか……それならよかった。ティノさんはやっぱり優しい人だ。

グラスの氷が鳴った。

「俺の話そんなに面白くないよ」
ただの仲の良い女友達だった。告られたとき、自分は友達だとしか思ってなくて驚いたけど。正直四つ腕と付き合うやつの気が知れないが。
「――まあいいやと思って付き合ったのが悪かった。……そんなんで長く続くわけないから」
本当に気づいたらフラれてた。
彼女は今どうしているだろうか。仲はよかったのにあれ以来会っていない。………

言い終えてグラスを空にした。
言い方は悪いけど、人のそういう話聞くのは面白いなと思いながら。


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多分肩も腰も凝ってバッキバキですよ。大変そうですね。(人事)

きっとやつは堕天使では!(笑)
あんまり近づくと呪われますよ!!←










無題
by ティノ(seduzca)
2013/02/02 01:30

わざわざ気を使わせてしまった事に困った様な笑みを溢す。

「すみません…。今思えば若さゆえの見栄をはった行動です」

それに彼女とはもう和解できてますよ。
と付け足して目を伏せると、溶けた氷がグラスにあたり澄んだ音を奏でる。

(和解した後にもう一度、と言えなかったのも小さな自尊心だったんですよね…‥)

その音で誤魔化すかのように、頬杖をつきながらグラスを回して水とアルコールをかき混ぜた。
さて、としんみりした気持ちを切り替えて話し出してくれた相手の方を見やる。

「そのお話、もっと詳しく聞かせていただいても??」

意味深な出だしは記者の心を擽られた。

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イケメンなカタリナさんがいるとティノなんてボヤけて見えちゃうかと^^

肩凝りに悩むなんて可愛いですね。それに年上を敬える素晴らしい子ですと!?
四腕な天使いますよ!すぐそこに!!
むしろお迎えにきたらこれは確実に着いていきます(ovo*)







無題
by カタリナ(むしろ)
2013/01/29 23:46

それ……と言いかけて口をつぐんだ。
その彼女、きっとティノさんのことすごく好きだったんだろうな。
「……あんた。優しい人なんだな」
どうして、そのまま一緒にいようとしなかったんだろうか。

言いよどみをごまかすように自分の話にすり替える。
「俺そんな風に気回さないから。……気づいたら付き合ってて気づいたらフラれてたなんてこと、あったよ」

そういえば誰かと付き合っていた頃もあったなあ、と他人事のように思った。
もしかしたらそんなに人を好きになったことって、ないのかもしれない。……


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私のピントはティノくんにばっちり合っています!!!!!!!!!←
4つ腕とはなかなか邪悪そうな天使……!←

すっごい今更ですが、カタリナがティノくんのことさん付けで呼んでるのは年上を敬ってのことです(^O^
さん付けされてるティノくんかわいいとかそういうことを思ったからではありません(^O^)←







無題
by ティノ(seduzca)
2013/01/29 04:14

「よーしそれならお話ししましょう!」

こうなれば自棄だ。
そう思うや否や、グラスに注がれていた
アルコールを一気に飲み干すことでだんだん
体が火照り顔に赤みがほんのりと染まる。

こうでもしなければ自分がどんな顔を
してしまうか危うい。それだけは絶対に避けたい。
独特の香のため息を吐き出し、 ぽつぽつと話始めた。

「私がまだ学生の頃でしてね…」

その頃はまだ何も知らない子供でね。と付けたし
もう一杯の追加を頼む。

「可愛らしいことに私と同じ学校に進もうと彼女は頑張っていたところ、私は彼女の重りになりたくなくて別れを告げたんです。」

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あわわ
遅くなってすみません(;o;)


カタリナ君が天使すぎてティノなんかボヤける可愛さでハスハス(*´`*)
変なことまで話しちゃって良いのよ←








無題
by カタリナ(むしろ)
2013/01/22 18:34


あんまり最近誰かと飲むなんてしてない。久々すぎで酔いやすい気分までする。変なことまで話しそうだ。
交換で昔話か。
「たいした面白い思い出なんてないけど?
それでいいよ」

そう言って彼の顔を眺めた。
彼女の前でもいつもどおりあんまり態度変わらなそうとか、勝手に想像しながら。


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ティノくんの照れ顔とか恥ずかしいって顔してるのちょっと見たいです←
若くて青いティノくんとか・・・!(失礼)







無題
by ティノ(seduzca)
2013/01/21 22:46

(先を越された‥!!)

メモ帳とペンから手が離れ、再びアルコールの注がれているグラスへと移した。
まさか自分なんかの過去について聞かれるとは思いもよらず、また誤嚥しそうになるのをグッと堪える。

(…この手に乗ろう。)

そう決心した後に。
「私は構いませんが、フェアでないので"カタリナ君もそういった話を聞かせてもらう"というのはどうでしょう??」

少し悩んだ後に右の第2指を立てて立案した内容を述べる。ずるい考えだが自分だけ話すとなると恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだから。
いや、自分も聞きたいという強い誘惑のせいだ。


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いえいえ大丈夫ですー^^
初か濃いかハッキリしますかね()

そんな、すみません…
むしろ様もペース上げないと(








無題
by カタリナ(むしろ)
2013/01/17 19:30


なんだかものすごく目が輝き出したような、そんな気がしたけど、いややっぱ気のせいか……と思ったけど、いや本当に輝いてるような気がする。ものすごく探られそうだ。
これは先に何か聞いておくべきかもしれない……と考えたところで、ティノさんにどうしたと聞かれてしまった。

ここで「あなたの昔の話が気になるんです!」とは言いづらい。
でもここは正直に尋ねてみようか……。というかもう、気になって聞きたくて仕方ない。

「聞いていい? 言いたくなかったらいいけど……
前の恋人の話とか教えてよ。気になるんだ」

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先手必勝って感じでお聞きしてしまいましたごめんなさい()

壮絶な何か・・・!
とってもわくわくします!((゚∀゚))←
多分カタリナの恋バナは若くて青くて初々しいか濃ゆすぎるかのどちらかです(

ま、ま、ほらほら一杯遠慮せずに……ほらほらもう一杯遠慮せずに……←







無題
by ティノ(seduzca)
2013/01/17 00:23


視線をそらされてしまった。
しかし後に返事が返ってきたことにホッとした。
…何だかすみません。

(今は…か。)
その口ぶりでは過去に何かあったのだろうか。
…‥いやいや人の詮索は芳しくない。
けれども記者の血が騒いでしまう。
そんなことを悶々と考えていると、相手も何か考えてる様に見えることに気づく。

「カタリナ君?どうかしましたか??」

こんなときににまで職業病で、ペンとメモ帳に手がのびてしまいそうな自分を少し憎んだ。

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ひいい!お酌だなんてそんな勿体ない!!
ティノの過去にはきっと
壮絶な何かがありました←

カタリナさんの恋ばなにザワッ…
ささ、1杯どうぞどうぞ^^←←








無題
by カタリナ(むしろ)
2013/01/16 20:33


ものすごくむせられてしまった。やっぱり少し直球すぎたか。

「……わ、悪い」

ちょっと落ち着いたところで、いないという答えが返ってくる。
「へー……。そうなんだ。意外」
長く付き合ってる人とか、いそうだと思ったのに。
でも口調からすると、やっぱり以前は何かあったんだろうか。

それも気になると思いつつ一口飲んだ。

ティノさんのほうをちらっと見たが、お前のはどうなんだと尋ねてくるような視線をちくちく感じる……気がした。
……思わず目を反らしてしまう。

「今はいないよ」

それだけ言ってまた一口。
ティノさんの話とか、いろいろかなり気になるが、さてどうやって聞いたものか。

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気持ち悪いなんてまさか!!
たいへんかわいらしいです(^O^///)
昔のティノくんにソワァ・・・

ちょっと だけ 開放的な気分になっちゃえばいいと思います(^O^)
なんならお酌もしますよ私!!!()









無題
by ティノ(seduzca)
2013/01/16 07:56

(…絵になるなあ……‥)
ジントニックを頼む隣の横顔に見惚れていると、何かを呟いていることに気づいていない。
頼りがいのある腕や体に羨ましさを抱きながらウイスキーを傾けると、不意にかけられた質問に喉をつまらせた。

「んぐっ…!!ゲホッ ゲホッ‥」

喉を通ったアルコールが焼けるようで蒸せかえる。
まさかそんな質問がくるとは思っていなかった。…‥いや、この店の状況であればおかしくないか。

「はあ、はあ、うん…相手なんていませんよ。」

自分を落ち着かせて正直に返す。
そして、懐かしむようにもう一度いませんよ…と呟いた。

(そういえば、カタリナ君はどうでしょうか‥)
ふと、淡く興味が沸いてくる。見た目は若20代くらい…だろうか。
彼ならいても不思議じゃないだろう。
しかし聞くにも聞けず、どう聞こうか迷い目線で送ることにした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気持ち悪いおっさんですみません(;o;)

細かい気づかいのカタリナさんに炎上しました!
素敵すぎるうう(*´`*)
そして君付け許可ありがとうございます!!
ではではカタリナ君と呼ばせていただきますね^^

お酒の勢い…!!
いろいろ言っちゃいま す よ !?
納豆のように絡んでいきますね←








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