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※一瞬3話噛さん


「歯ぁ、くいしばれぇ…っ!そして目をつむれぇッ!」

「何でっッ?!!てか顔怖っ!!」

「…何でって、お前、今日はポッキーの日だろ」

「(顔戻った…)それがどうして歯くいしばるのにつながるの」

「いや、ポッキーつったらポッキーゲームだろ?」

「は」

「だからしようと思って」

「えっ、それがなんであんな脅し風に…」

「…普通に言ったら、お前逃げそうだったから(ボソッ」

「あっちの方が逃げたくなるわ!!」

「え?じゃあ普通に言ったらしてくれるのか?」

「…まぁ、普通にだったら…って、よくなッ!」

「よし!わかった」

「ちょ待、狡噛さ、落ち着い…」

「…目、閉じてくれ。そんでコレ、咥えててくれ」

「!(むぐっ)」

「…いくぞ」

「〜っッ!!(顔近いっ!)」


カリカリ…

「…?(止まった?…って、えぇーっ!!)」


がぶっ


「…った!!ちょなんでいきなり距離すっ飛ばして噛みつくの!」

「すまん…ちまちま食べるのは性に合わなくてな…」

「だったら最初からやるなっつの…いたっ」

「あ、口唇の端、切れちまってる」

「…誰のせいよ」

「くくっ、俺のせいだな。…悪い、責任取るよ」

「責任って…んっ」

「…傷は舐めれば治るって言うだろ?」

「それ、は…、ふぁッ!」



「治るまで、俺が責任持って舐めつづけるよ」

「ッ…!(続けるって、)」

「大人しくしてろよ…」

「…(後頭部と腰にまわされた手が熱い…、)」

「じゃないと…」

「?」


「…もっと痛いことするかもしれないぜ?」

「!!!」





(おまわりさん助けてーっ!!)

(…俺もおまわりさんだけど?)

((めっちゃええ顔してる!!))

(観念しなぁ…)

(ぎゃーッ!)




***

(…楽しそうね)
(ははは…誰か助けにいってあげなくていいんすかー?)
(犬のおまわりさんはお前らだろ)
(…)
(…)
(……伸元、)
((征陸さん、ツッコミは任せた…))
(それを言うならお前も犬のおまわりさんだろ)
(…確かにそうだな)
(だから何でそこなんだよっ!!!)



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かがりくん、つっこみお疲れっしたー!
今回ギノさんはギャグ要員でした。いえあ
狡噛さんの3段活用。3話噛さん→天然噛さん→猟犬噛さん。
私の中の狡噛さんがちょっとさわやかでいじわるな先輩☆から天然の皮をかぶった狼さんに変わりつつある。←










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