『シンタローさん、勉強教えて下さい』

「丁重にお断りさせて下さい」

『えー?何でですか!?』

「何でって言うかな…」

(現在、23:00過ぎそうな頃に人の家を訪れて言うことじゃないだろ…。テキストをもって此方を見てきたって誰だって嫌だって言うだろうよ。つーか、さ…那菜氏ってバカだったのか。テキストの辛うじて解いてるところも間違えてるしなww)

『あ、今笑いましたね?』

「はっ!?はぁ?笑ってねーし!」

『心の奥底で笑ったでしょう!』

「なっ…」

(こいつ、心を読めるのか?ま、まさか〜、んなセトの能力の二番煎じ…)

『二番煎じでも良いんで、教えて下さい』

「!!」

(読んでる、コイツ俺の心を…)

『はぁ…教えてくれないなら…エネちゃーん!』

「はい!これはこれは那菜氏さん!どうかしましたか?」

『シンタローさんが勉強を教えてくれないんです』

「おぉ!それは一大事ですね!御主人にはこれを御使い下さい!御主人の秘蔵フォル…」

「あああああああああ!!!!エネ、止めろ!!那菜氏も勉強なら教えるからそれ以上はぁぁああ!!」
『え?あ?そうですか?じゃあ、お言葉に甘えます。』

「やりましたね!那菜氏さん!」

『うん、エネちゃんの御陰だよ!ありがとう!』

(はめられた… byシンタロー)



***

教えるのめんどくさいの一点張りだと思ったので。
私にも教えて下さい。
科学が意味不明です。


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