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∵ <特に意味の無い叫び


この本をはじめbassoさんの作品は、CP云々ほも云々の前にまず出てくる男性一人一人が異常にかっこよいです。
もう、仕草が表情が言動が、生き様が、一々かっこいい…!
一応大人というくくりはあるものの、それも青年から老紳士までかなり年齢の幅が広いうえに、タイプもほんとにばらんばらんなのに皆が皆大人の色気大爆発してて読んでてくらっくらします。
一重に大人の色気と言っても、俗に言う気だるげなアダルティっぽさだけでなく、その裏にある年齢にそぐわないウブさだったり少年らしい無邪気な一面だったり…なんかそういうもの全部引っくるめての大人の色気と言いますか…… む、むつかしい…(…)
とにかくそんな単品でも鼻血ものの男性達が同じく鼻血ものの男性達と、各々違ったかたちの鼻血ものの恋愛を繰り広げるもんだからもうたまりません。 鼻血が足りません。
なんかもうここまで完璧に素敵な大人のBLを見ちゃうと、逆にbassoさんの描かれる学生ものが見たくなってきちゃいます。
そう思ってしまうほどbassoさんは本当に大人の男性をかっこよく素敵に描かれるのがお上手だと思うのです…。
また、そんな素敵な大人の男性達の雰囲気に一役も二役も買っているのがbassoさんの描き出される、イタリアの街並みやショップ、人物達の自宅といった背景だと思います。
マンションからジェラート屋さんまで、本当にモダンで無駄がなくてお洒落で…。
大人の色気溢れる人物達やその恋模様といい、お洒落で洗練された作風といい、本当に目にも脳にもとても贅沢な漫画を描かれる作家さんです。
ちょっと と言いつつ迸るパッションに身を任せたら中々な長文になってしまいましたてへ。
要約するとbassoさん大好きです。
あれ一行で足りた。

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