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写楽(しゃらく) /ゾロアーク♂
勇敢/抜け目がない
25歳 177p
一人称:俺
二人称:お前、呼び捨て


「いいな、これ。
いつもとはまた一味違ったおもしれぇ演目になりそうだ。」
「演じてる人間がつまんなそーにしてたら観てる側も面白くねぇだろ。
だから、まず演じてる役者自身が楽しんでなんぼなんだよ。解ったか?」
「チビ助ー、午後の稽古始めんぞ!」


賑やかな極楽町のなかでも一層人通りの多く華やかな中心部に門を構える"絡繰一座"の座長。
楽しいことと粋なことが好き。半端なことや退屈は大嫌い。
生粋の江戸っ子気質で言うことやることが何と言うか豪快かつ粋で男前。
座長という肩書きに反して普段は気さくで面倒見のいい兄さんだが、身内に害を与える相手には容赦しない。
座長としては若いながらも実力と人柄を兼ね備えており、座員達からの信頼はあつい。

本分は歌舞伎だが、その他落語や狂言、能や式三番から囃子方まで何でもこなす。日本芸能の舞台上におけるチート。
芸能技術もさることながら、新たに才能を持った新人/素人の発掘、また育成する能力が非常に高い。
写楽自身自分の目に絶対の自信と信用があることから、一座は基本的に入門希望者は募らない。写楽からのスカウト式。
(写楽のお眼鏡に叶えば絡繰のような例外もある)

観客が楽しむことを最優先に考えており、そのためなら伝統やしきたりも迷わず棄てる。
そういった行いから、新参の頃より破天荒な異端児として古参から嫌煙されることも少なくなかったが、全ては日本芸能を愛するが故の行動であり、日本芸能を愛する気持ちは誰よりも強い。

古くから続く伝統やしきたりも勿論大切だが、そこに拘ってばかりで何の変化もしないままでは、日本芸能は近いうちに廃退するだろうという考えの持ち主。
その考えに従って一座には積極的に新たな試みを取り入れている。(絡繰の落語等もその一例)
日頃の豪胆さも相まって、過程は話さず結果を簡潔に述べるため気付かれづらいが、頭の回転がはやく柔軟な考え方が出来る人物。


※恋人の募集はしていません









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