天使なのか小悪魔なのか(藍)


※会話文のみ
※ヒロインが変態な上にうざい



「あああああ藍ちゃんっっっ!!」

「ちょっと名前、ドアは静かに開けてよね。何なの一体」

「新曲!新曲聴いたよ…!」

「……嗚呼、ポワゾンKISSね。それで?」

「ちょ、藍ちゃん反応薄い!そこは“聴いてくれたの?ありがとう!”ってアイドルスマイルするところだよ!ちゃんと初回盤予約して買ったんだよ私!」

「何でキミに感謝しなきゃいけないのさ。恩着せがましい上に、意味が分からないんだけど。」

「相変わらず辛辣だね!でもそんな藍ちゃんが好き!」

「で、用件はなんなの?」

「惚れ惚れしちゃうくらい、華麗なスルースキルだね藍ちゃん。ポワゾンKISSエロ過ぎませんか…?私“Again”で昇天するかと思ったよ…!これぞ正しくHE★VENS GATEだね!」

「それ、別のグループの曲でしょ」

「天国行けそうだったよってことだよ。天国と言えば、藍ちゃん実はロボットじゃないでしょう」

「はぁ?何言ってるの?ボクがロボットだってことはキミもよく知って……」

「藍ちゃん、実は天使なんでしょう!」

「………」

「前々から思ってたけど、今回の新曲で確信した!藍ちゃん実は天使でしょう!?だって歌声が天使のそれだもん!綺麗すぎ!うちの藍ちゃんがこんなに天使なわけがない…!」

「……言いたいことは多々あるけど、とりあえずキミは馬鹿なの?」

「藍ちゃん馬鹿です!」

「勝ち誇ったような顔で言わないでくれない。意味が分からないしすごく迷惑……って、一応聞くけど何?」

「藍ちゃんが跪きなよって言うから」

「……あれ、歌詞なんだけど」

「あわよくば是非、そのおみあしで踏んで下さ痛い痛い嬉しいけど頭痛い」

「本っ当、キミの思考回路は全くもって理解出来ないよ。まぁでもこれはキミが望んだことなんだから、ちょっと脳髄が出ちゃっても文句言わないでよね」

「(え、私殺される?)いや、でも藍ちゃんを人殺しにするわけには!私のせいで藍ちゃんが刑務所に入れられるなんて…!」

「僕がそんなへますると思う?殺るんだったら、一切証拠は残さないよ」

「…うん?気のせいだよね?今殺るって聞こえた気がするけど、気のせいだよね?藍ちゃん天使だもんね…?」

「さぁ…どうだろうね?」

「えっ、此処でアイドルスマイル!?ごめんなさい本当調子乗りました許してください私予約したQUARTET NIGHTのライブDVD引き取るまでは死ねない…!」

「あと何度も言うけどボクは天使じゃなくてロボだから。大体、買わなくたって言えばボクが……」

「え、何?藍ちゃん」

「……っ、何でもないよ!」

「足力強まってるけど!?藍ちゃん、ギブ…!本当ギ……(ぱたり)」


「あ、」



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ヒロインが言ってる感想は私の感想でもあります(笑)本当藍ちゃんって実はロボじゃなくて天使なんじゃないかな…←
そして切実に、ポワゾンKISSのPVフル下さい言い値で買うから…!←

しかしまぁ…ギャグセンスが欲しいですね(遠い目)


20130628

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