堕ちる体
上司×部下(レイプ/快楽堕ち)

苦手な上司に言葉巧みに言いくるめられ、居酒屋の個室で二人きりで飲む事になってしまった。
バイセクシャルのこの男は事ある毎にセクハラじみた接触をしてくる。
外面が良いので大抵の人間は騙されているが、その裏では気に入った男や女を“つまみ食い”をしているらしい。
上司と二人きりにならないよう、今まで避けて逃げてきたのだが……。


「春樹くん顔赤いよ。可愛いね、酔っちゃったのかな?」

「っは…、ゃ…触らないで……」

「ふふ…力抜けちゃってるね? でも…おチンチンは硬くなってる」


注意していた、警戒していた。
それなのに気付けば体に力が入らなくて、顔も体も熱くて、頭がぼんやりして…。
明らかにこの体の異常はアルコールだけのせいではなかった。

(…に、逃げなきゃ…)

頭ではそう考えるのに手足が動かせない。
抵抗もできないまま、上司の手によって暴かれていく。
用意のいい男はローションや避妊具まで持ち込んでいた。
手慣れた動きで“下準備”を終えた指が後孔から抜かれる。
俯せに引っくり返され、下半身だけ抱き起こされて、膝を立てて腰を突き上げた格好に春樹は首を振って嫌がった。


「よし、よし、そのまま大人しくしているんだぞ。気持ちよくしてやるからな…」

「っあ…や…、やめ…やめて……」


泣き声は聞き流され、ヌル…ッ、と先端が押し当てられる。
春樹はギュッと瞼を閉じた。
後孔の皺を伸ばしきって、グイグイと直腸を拡げて、圧迫しながら硬い肉塊が押し入ってくる。
座布団にしがみつき、歯を立てて噛み付いて、ふっふっと上擦る呼吸を繰り返した。


「う…っ、キツい…。吸い付かれているみたいだ…堪らないな…」


根元まで突き入れて股間を密着させた上司は、興奮しきった吐息をこぼして官能に浸った。
馴染ませるように、直ぐに腰を前後に揺すり始めた。
ぬちゅッ、ぬちゅッ、と粘着いたぬかるんだ音が鳴っている。
掻き混ぜるような律動を繰り返して、春樹の体を犯していった。

(う、うっ、う…っ…あ、熱い…)

両隣から聞こえてくる酔っ払い達の騒がしい声に混ざって、セックスの生々しい音が鳴っている。
個室とはいえ仕切りは薄い扉だ。
酔った誰かが開けるかもしれない。
居酒屋にはたくさんの人がいる。
そんな場所で男にレイプされている。


「ああ…春樹…いいぞ…、上手に咥えて…締め付けてくる…。ノンケの癖に…なんて体だ…」

「…っ…、ん、ぅ…うー…っ」

「春樹も気持ちいいんだろう…。中がうねって、俺のチンコに絡みついてきてるぞ…」


羞恥を煽る声が耳朶に舌と共に落とされて、春樹はビクビクと体を震わせた。
嫌で嫌で、犯されるのが怖くて、恥ずかしくて、苦しいのに。
腹の中を硬いペニスで擦られながら上司の声を聞くと、じわり、と腹の奥が熱を持つようだった。

(な…に…、これ、変……)

内側の火照りがジリジリと熱を増して燃えていく。
春樹は座布団に爪を立てながら、もう一方の手で自分の口を塞いだ。


「おっ…おっ…締まる、締まる…。春樹、ここがイイのか…? うん?」

「っ、う、ふぅ…ぅー……んン…ッ」

「ああ…気持ちいい…、はぁー…うぅ……あー…イク、…出る…出る…」


フィニッシュに向けてペニスを擦りつけ、快感を追い詰めていく。
春樹の震えるペニスを扱きながら、上司は股間を打ち付けた。
ドクドクと腹の中で肉塊が脈打つ。
薄いラテックス越しでも射精しているのが分かり、頭の芯が弾けるような快感に身を震わせた。
上下に扱いてくる上司の手の中で、漏れるように射精をしていた。


「ふー……」


満足そうな上司の熱い溜め息にも、体がヒクヒクと反応してしまう。
ペニスが抜かれた後の喪失感に、春樹は物足りなさを感じてしまった。
犯されて達した余韻が消えない。


「春樹、歩けるか? 俺の家に移動しよう、すぐ近くなんだよ」

「…ん…はい……」

「やけに素直だな、お尻ズポズポ犯されるのハマっちゃった?」


苦手な上司の絡みつくような声が、春樹の頭を茹だらせて、ジクジクと腹の奥が熱を持つ。
嫌なのに、怖いのに、男なのに。
期待するような吐息がこぼれる。


「たっぷり可愛がってやるからな」


春樹はぶるりと震えながら、上司の腕から逃げようとはしなかった。


END

(2024/02/11)


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