青峰と作戦




「あ、黄瀬くんと名前さん。遅かったですね」


いっしょの授業をとっていたきーちゃんと、5限終わりにいつものコートにいってみると、いました。派手な人達。ゲームしてたのかな?テツくんが一番に私たちに気付き、なんか言ってきた。





「うん、今日は5限まであってね。きーちゃんも。あ、やっほーテツくん」

「挨拶は、最初にした方がいいと思います」

「そう?なんか忘れちゃ、おいバカ峰。わたしの充電器返せ」

「バレてたのかよ」

「ふざけんな」

「サンキュー」


いつの間にか鞄に入れた充電器が無くて、わたしは、絶対に鞄に入れた覚えがあるので、犯人は一人しかいないと決めつけていた。

まあ、叱咤しつつも、いつものように飲み物渡してあげる辺り、わたし優しいよね。




「名前ちゃあああ〜〜ん!!」

「さつきちぃぃいい〜〜!!」


ぎゅうううううううううう


わたしも、無い方じゃないけど、さつきちのおっぱいでけーーーーー



「それ、何回やったら気が済むんっスか?」

「女の子の中でのことに口出しするなんて、きーちゃんデリカシーないよ!」

「フラれたことないなんてウソ」

「そうよ!そんな奴、女の子にモテるはずがない!」

「サイテー」

「むっくんも、もっと言ってやって!」

「黄瀬ちんサーイテー」

「きーちゃんは最低だよ、本当に。燃やすよ」

「当たりつよ…っ!」



「"……さつきそこ代われ、俺も名前を堪能してぇ……触りてぇ…"」

「おいテツ、俺の心を読むな」

「いえ、僕は心ではなく、表情を読み取っただけです」

「青峰の顔は、邪心の表れなのだよ」

「真太郎、まったくもってその通りだ」

「ほらきーちゃん。早く、ストレッチして、エロ魔神の相手してあげて」

「俺にも当たりつよ…」




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