「わたし、考えたよ。アイツに元気を残させて帰さないでほしいの」

授業が終わって、一時間半考えたことを伝えてみる。


サークルに入るのは癪らしく、部活もだるいということで、よく五人でストリートバスケはしてるみたいで、わたしもよくお邪魔させてもらっている。そこで、もう本当に、疲れすぎて体力が限界になって、動けなくなるほどになれば、わたしがアイツの性欲に困らされることは無くなるんじゃなかろうか。

と考えたわけだ。


「赤司くん、もっと青峰を疲れさせて。何させてもいいから」

「良いけど、僕は無駄だと思うよ」

「なんで?」

「あの大輝が、疲れたからって名前を前にしても、発情しないわけないだろう」

「もうなにそれ、エロ魔神」

「とりあえずやってみよう。今日でいいのか?」

「うん、わたしも青峰もバイトないし、たぶん夜はいっしょかなー」

「分かった。今日は僕は3限だけだ。大輝と涼太も。名前は見に来るかい?」

「わたしは5限まであるし、終わったら見に行く。あれ?ミドリンは?ミスディレ?」

「教授に聞くことがあるとか行って、もう出てったよ」


ミドリン、ミスディレ使えるのか。まったく気付かなかったよ。なんてこった。


とりあえず、赤司くんに期待。5限終わりにコート見に行くの楽しみすぎてちょっとハゲそう。

今日こそゆっくり寝たいな、明日早いし。








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