「先にシャワー浴びるわ」

「はい」

「別に、入ってきてくれても構わんが」

「!」

「はは、やっぱり面白いな、お前は」




そう言って、驚くわたしを笑って、シャワーの方に向かった部長。


わたしはというと、実は家でもうシャワーを浴びた。こういうことになることを想定していたから。ローの言う通り。なんてエロい女なんだろう。


ぽすん、とベッドにすわる。


そういえば、酔って送ってもらって、ローにキスされたんだ。あれはなんだったんだろう。無理矢理だったし、ローが怖かった。正直、襲われる、と思った。けれど、そんなことなくて、わたしを目を合わせることなく帰っていった。次会うときにどんな顔をして会えば良いか分からない。ローは友達。ずっとずっと、そうだったはず。


余計なことを考えたくない。今は、部長と一緒にいられるんだから。このあと、部長がシャワーから出てきたら、きっと、わたしがシャワーを浴びる時間など与えず、部長はわたしを襲うだろうし、わたしだって受け入れる。部長には、彼女がいるのに。背徳感が更にわたしの気持ちを引き立てる。


正直、はやく抱かれたい。彼で満たされたい。一つになりたい。気持ちよくさせてほしい。気持ちよくなってほしい。彼を感じたい。




気がつけば、ワンピースを捲って、片手で自分のおっぱいを触っていて、もう片手はパンツの中。さっきのキスとこの雰囲気で、少し濡れているまんこ。目を閉じて、シャンクス部長のことを考えながらクリトリスを指で撫でれば、彼に触られたい衝動が強くなる。



「シャンクス部長……っ」


速さを変えつつ、強く押してみたり、爪で弾いたりしながら、気持ちよくなっていく


























「おいおい、本当に入ってきてくれたのか」

「離れてるのも惜しいんです」

「あんまり可愛いこと言うと我慢出来なくなる」

「んっ……」


シャワールームに入ると、抱き寄せられて、性急なキスをされると同時に、背中から腰、お尻を強く触られる。食べられそうなキスに、わたしは、シャンクス部長の首に手を回した。暖かいシャワーで髪が濡れる。もちろん、シャンクス部長は、髪が濡れて更にエロい。キスが終わると、顔は下にいき、わたしの乳首を舐め始める。口に含んで舌で転がすみたいにしたり、少し噛んでみたり。お尻にあった手は、いつの間にか舐めていない方のおっぱいに。本当に、シャンクス部長にされるのは、気持ちがいい。お湯に濡れて、暖かい壁に追いやられる。





「ぶ、ちょ、お」

「シャンクスって呼べよ」

「シャ、ンク、ス、…さんっ」

「まぁいいか」




そして、太股を撫でられて、濡れているそこに触れられる。シャワーの音でいやらしい水音は聞こえないものの、シャンクスさんのニヤついた表情でよくわかる。

そして、そうと分かれば遠慮なく触ってくる。クリトリスを速い指の動きで攻められる。




「お前のまんこ、なんで、もうこんなに濡れてるんだ?」

「んっ、そ、…れは…」

「もしかして、ひとりでしてたのか」

「はぁっ、はいっ……あん、っ」

「淫乱だな、お前は」




触る手を止め、わたしの体を反転させて、壁に手を付かせる。


「じゃあ、慣らさなくてもいいよな」


腰に手を添えて、後ろから、シャンクスさんのおちんちんが入ってくる。まずは、先っぽだけ少し入って、あとから、ずぷり、と全部入った。


「はぁ、んっ、んっ、お、っき、い」

「そりゃありがとう」


少しずつ動くシャンクスさん。抜けそうになる寸前まで抜いて、そのまま一番奥まで入って、ゆっくりとピストンしてくれた。


「き、もち、い、……です、」

「なら、よかった」

「もっ、と、く、ださ、い」

「欲しがるなぁ」

「あっ、あっ、あっ」



だんだん速くなる。最奥まで、ぐん、と当たる。気持ちよすぎて声が抑えられない。



ところが、突然、シャンクスさんの動きが止まる。



「なあ」

「え、…はい」

「動いてほしいか?」

「……うごいて、ほしいです」

「そういう時は何て言うんだ?淫乱ななまえなら分かるだろう?」

「あっ!、んっ、はっ、はい」


体を密着させ、腰に添えていた手でクリトリスを触られる。シャンクスさんのおちんちんが入っていながらの、クリトリス攻めはさすがにやばい。


「ほら、はやく。なまえのおまんこに…?」

「なまえの、おまんこにぃ、シャ、ンクス、さん、のっ、」

「おっきいおちんちんをー?」

「おっ、き、い、おち、んちん、を…ぉっ、ずぼずぼ、ぐちゅぐ、ちゅ、つっこ、ん、で、ぐっ、ちゃぐちゃ、にし、てく、だ、さぁ、い」

「上出来すぎるだろう」

「あああんっ!はぁっん、あっあっ!シャ、、クス、さ、あっ、ん!あっ!んっんっ、はっ、ぁん!」

「はぁ、くっ、ん、」




どうしてこんなに、わたしは彼の前では正直なのだろう。

どうしてこんなに、わたしは彼を感じると幸せなんだろう。

どうしてこんなに、わたしは彼をいとおしいと思っているんだろう。












なのに、


どうしてこんなに、虚しいんだろう。








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