骨と星と誰かの小指 | ナノ


今日は名前の誕生日である。プレゼントのひとつやふたつ贈らなければ何をされるかわかったものではない。とはいえ毒蛇をもらって喜んでいるような名前に何を贈ればいいのかなど見当もつかないので、何がほしいのかときいたところ内臓だと言われた。無理に決まっている。というか内臓って。

「というわけで名前様、内臓は無理ですが今宵は豪華なディナーを用意致しますのでそれでご勘弁を」
「そうですか。わたしは兄様とレストランに食事に行くので無理です」

名前様は相当私のことがお嫌いらしい。


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