とろけるような甘いキス*




「ふっ・・・・んっ・・・・」


朝から濃厚なキスをする男女は
ピアーズとルナだ


「んっ・・・・・ぅっ・・・ふっ」


「・・・・やっぱ普通にチョコを食べるより甘いなぁ」


「んもぉ・・・・ばかっ」



そう、ルナのつくったトリュフを普通に食べるより
甘いという理由

それは、ルナの口の中にトリュフを入れさせ
そのままキスをし、ルナの口内にあるトリュフを
舌で舐めて食べるという

なんとも斬新な考えだ
お互いの口の中を行き来するトリュフは
ドロドロと溶けて

ルナとピアーズの口周りはチョコまみれである
さらにそれを舐めとるピアーズ


「ほら、俺のも舐めてくれよ」


口の周りについたチョコを舐めてくれと
ルナに口をよせれば


「うぅ・・・・恥ずかしいけど・・・・・んっ」


頬を赤く染めて
ピアーズの口周りをその小さな舌を使い
舐めて綺麗にしていく


「まだトリュフあるな・・・」



「え?!またやるの?!」



「いやか・・・?」


トリュフをつかみそう尋ねれば
ルナは顔を真っ赤にさせて首を横にふる


「じゃぁ、口に挟んでいてくれ」


「はむっ・・・?!」


トリュフをルナの口に挟み込み
そのトリュフを舌でペロペロと舐める
溶け出したトリュフは当然ルナの口周りを再び
チョコが付着していく



小さくなりはじめたトリュフは
次第に柔らかくなり普通に挟んでいても崩れていく
それを見たピアーズは舌でルナの口内に侵入されていけば

再び同じ光景になる



「んっ・・・ふぅっ・・・・」


そのままルナの後頭部をガシリとつかみ
今までのキスとは違い激しさを増す

壁に押し寄せ後頭部をつかんでいた腕を外し
ルナの腰に両腕でガッシリとホールドをさせる


「んぅぅっ・・・・・ふっ」



「はぁ・・・すごく甘い」



ベロリとルナの口周りをまた舐める
その後にルナもピアーズの口周りを舐めることとなる


「普通に・・・食べればいいじゃない・・・」


「それじゃぁ、普通にチョコ食ってるのと同じじゃないか」


「・・・・・」


「こういう日こそ、特別だろ?」


そう不敵な笑を浮かべるピアーズに
ルナは「私がチョコより先に溶けちゃいそう」とそう思うのであった



ろけるような甘いキス

---END---










「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -