#その少女、身の危険
「はぁ・・・可愛いなぁ・・・」
小さなお庭をかけめぐる小さい子供たちをみて
ルナは一言もらした事で一緒にいたアルタイルが少し肩がビクっと揺れた
「ルナ・・・子供がほしいのか?」
「え?え・・・えぇ・・・いつかは産みたいなーって・・・」
まだ早いかな〜とクスっと微笑むルナに
アルタイルは生唾を飲み込んだ
アルタイルにはルナとできた子供の姿を妄想し
「俺とルナとの子だ・・・絶対可愛いに決まっている」
「・・・え?」
ふいに現実に引き戻されたのかルナは
アルタイルの発言に耳を疑った
「子供・・・作りに・・・行こうか」
「え・・・え・・・えええええ?!!!!」
口元が完全に緩く徐々に近づいてくるため
自分の身に危険が迫ってると感じたルナは悲鳴をあげながら
マシャフへと走り去っていった
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