会えなかった分の・・・
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「ちょっとアルタイル・・・ここじゃ・・・だめっ」



「・・・愛している・・・ルナ」


人通りの少ない路地で
恋人であるアルタイルに久々に再会

しかし、アルタイルはアサシンで
忙しい身のためなかなか会うことはなく
偶然にも道端でばったり会った時はお互いびっくりしていた


任務中というのもあって
家に招き入れることはできないから・・・といって
人通りの少ない路地裏へと引っ張り込まれ



「んっ・・・・ぅっ・・・」



今までにないくらい長くて熱いキス
アルタイルとキスができるのはとても幸せのこと


でもここは外で
人に見られてしまうのではないかと
ヒヤヒヤしている私の気などしらず
アルタイルはまだキスを要求してくる



「任務・・・は?・・・ふんぅっ・・・」



唇が離された瞬間に質問をすれば
すかさず口づけをされる

任務は一体どうしたのだろうか?
仕事より私が大事だと思ってくれることは嬉しいが
今は地位を下げられ名誉挽回のため、友人のために
任務を淡々とこなしていってるはずなのに



「好きだ・・・足りない・・・ルナが・・・ほしい」


服の上から胸を揉みしだきはじめ
私もそろそろやばいと思い始めてきた

しかし優しく揉みしだくせいか
頭では何も考えられなくなってきた



「ふっ・・・・だめっ・・・アルタイル・・・・」



「愛している・・・・」



本当は・・・アルタイルと・・・
抱き合いたい・・・そう思うのだけど・・・



「仕事・・・しなくちゃ・・・・怒られちゃうよ?」



「いい・・・ルナがほしくてたまらないんだ・・・」



「アルタイルったら・・・・」



何度も食いつくようなキスに私はいつしか
外で誰がみてるかわからないのに

アルタイルのキスにどんどん溺れていき
次第にはどちらからともなく
キスを繰り返していき
服に手をかけられた瞬間


「・・・こんなところにいたのかアルタイル・・・」



「わっ・・・・」



「・・・・マリク・・・」



キスに夢中になりすぎて
アルタイルの仲間が怒った表情と頬がなんとなく赤くなってる男性が
立っていた



「なかなか帰ってこないから探しにきてみれば・・・女を口説いてたのか・・・」



「いや、オレの恋人だ・・・」



「はぁ・・・さっさと仕事しろ!!!!」



すぅーっと深呼吸したかと思えば
怒鳴り出すマリクさん・・・
あのあとアルタイルは慌ててターゲットの情報収集をしに
まっすぐ走っていった



「ご・・・ごめんなさい・・・」



「・・・・・仕事が終わったら・・・アルタイルとの時間つくってやる・・・・」



そう言ってマリクさんは私の手をとり
アルタイルが帰ってくる場所へと案内をしてくれた・・・




END


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