「ちょっとベルトウェイ・・・くすぐったいよぉ」


「なんだルナはくすぐったがりか?」


肩が凝った・・・そんな一言から始まり
いまじゃただのじゃれあいにしか見えない・・・
ルナが楽しそうにベルトウェイと・・・


気に食わないなぁ・・・



「肩こってるわりにはくすぐったいんだな」


「きゃははっ・・・ああぁっ・・・ふにゃぁっ」


「本当面白い奴だなルナは」


別に俺とルナは付き合ってるわけでもない・・・
当然「ルナに触れるな」とも言う権利はない・・・
時々聞こえる声がとても色っぽく聞こえ

正直、誰にも聞かせたくないとも思える。
ルナと抱き合ってるとあんな声を出すのだろうか?
などと愚かな妄想も働く・・・


「はぁ・・・」


思わず深いため息をついてしまう・・・
見てるだけでも腹ただしいのに


「あれ〜?スペクターため息ついちゃってどうしたの?」

「おう、居たのか」

俺のため息が聞こえていたのか
こちらを心配そうにこちらを小首をかしげながら
見つめてくる

それとは反対にベルトウェイは
先度まで前にいたのに気づいてすらいなかったようだ

「ルナちょっと話があるんだ」


「え?私に??」


それから自室に呼び出し
ルナを椅子に座らせる


「話ってなに?」


「・・・単刀直入に言うぞ、俺はルナが好きだ」


「本当どストレートだね、私も好きだよ?」


綺麗事ばかり並べた告白など
この俺にはできない・・・ただ一つ
ストレートに思いを告げるしか俺にはできない・・・


そんな俺の告白に
素直に一言の返事がきた


本当は断れるんじゃないかと
不安でいっぱいだったが、思った以上に早く
返事が来たことにが嬉しく思う


「なら・・・よかった・・・」


「話ってそれだけ??」


忘れていた・・・かなりとは言わないが
天然だったな・・・

「ルナ肩もみは俺が今度から担当だ、いいな?」


「え?どうして?」


「・・・・あんな色っぽい声は他には聞かせたくない」

それでも理解できないのか小首をかしげる彼女
そんなところもひっくるめて愛おしいんだが・・・


「いいから、俺だけに頼むんだ」


「うん、わかった!」


正直このあと俺の理性が崩れるまで
そう時間はかからなかった・・・



---END---



桜様、スペクター夢書かせていただきました
私の中ではスペクターは面倒見が良さそうな感じの自分物だったので
こんなかんじに仕上がってしまいました


本当は「ククッ」という独特のほくそ笑いをいれたかったのですが
入れる場所がなかったです(。>д<。;)

こんな作品となってしまいましたが
いかがでしょうか??

今後スペクターも交えて
更新頑張らせていただきます!




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