あーんしてダーリン「はい、あーん」
「やめろって・・・こんな場所で」
ここは小さな喫茶店
ピアーズと恋人であるルナ
デートとはいえ、こんな喫茶店で
「はい、あーん」と生クリームがのったスプーンを
ピアーズの口元へと運んでいるルナに
ピアーズは周りの目が気になるのであろう
頬を赤く染め食べるのをためらっている
「いいじゃん、ほら」
はむっ・・・
クイクイと押し付けてくるその
スプーンに乗った生クリームをパクリと食べる
「えへへ〜ピアーズさん可愛い」
「・・・・可愛いだと?」
「ハムスターみたい」
「それはどういう意味だよ」
少し面白くない表情を浮かべるピアーズにたいし
ルナはクスクスと笑っている
「ねぇ、ピアーズさん」
「ん?なんだよ」
「もっかいあーん」
「し、しかたねぇーな・・・」
頬を染めて生クリームを口に運ぶと
ルナはニコニコと微笑み
ピアーズは頬を赤く染める
「これからどこいこっか」
「俺の家でたっぷり可愛がってやるよ」
「ピアーズさんっ///」
---END---
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