猫耳と猫だまり
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「ふにゃぁー猫は可愛いなぁ」

「どんだけ猫居るんだ…」

任務が終わり帰還するまでに
まだ日はあり、迎えのヘリは全てで払っており
近くにルナの実家があると
ベクターを誘い家に帰れば

出迎えたのは12匹の猫達だった
あまりの多さに驚くベクターをよそに
ルナは、戯れに走った


「やっぱり可愛いー」

「・・・確かに可愛いな・・・」


足元に擦り寄ってくる白猫を抱き上げて
顔をまじまじとみれば
まだ幼い子猫・・・お目目もクリクリで愛らしく
可愛くないと思う人などいようものか・・・


「ベクター・・・そうそう」


「なんだ?」


「フードかぶってよ」


「家の中だろ?」


そう言わずに・・・そう言って
ルナはベクターのフードをかぶせたあと
後ろに下がってまじまじとみるルナに
疑問に思っていたら



「・・・かわいいっ!ベクターかわいい!」


「・・・は?」


ついにおかしくなったのか?と思うベクターは
ふと思い出したかのように頭に手をのせれば
なにかふわふわした何かが付いてることに気づいた


「おい!なんだこれは!!」


「猫耳!フードかぶってるし、気分屋なところが猫っぽいし!やっぱ似合うねぇ」


「ふざけるな・・・・・・「にゃぁ」・・・っく」


猫耳を外そうとしたのだが
突然、猫の鳴き声が聞こえ足元をみれば
怯え切ってるのかふるふると震えながら耳を後ろに下げている
子猫の姿がめにうつった


「ネロくんはビビリだからねぇ」


「ネロっていうのか・・・・こいつだけ他の猫とちがってモチモチふわふわして・・・かわいいな・・・」


「その子だけ、もちもちしてるんだよねぇ」


ネロを抱きかかえ
よしよしと頭を撫でると甘えた声で「にゃぁ」とひと鳴きして
そのまま首をかくかくしはじめて


「お・・・おい」


「眠くなっちゃったんだね〜、ベクにゃんみんなでお昼寝しようか」


「おい、ベクにゃんってなんだ!てかこれ外せ」


「さーみんな寝ようかー」


「人の話を聞け!」


ヘリの迎えまで
子猫たちとお昼寝をする二人

その光景をクスリと笑うのは
買い物から帰ってきた母親の姿がそこにあった・・・



---END---



ネロという子猫は実際私の家で飼ってる子猫です
もちもちふわふわな男の子ですww
ほかに11匹猫がいるので猫天国ですwwwww







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