我慢していろんなもの溜めこむ癖は割と昔からあったり。血筋の中で唯一の女の子だからとか、一番礼儀が正しいとか、両親の頭がいいからできて当然だとかいろいろな期待があったり。だから頑張ったのにそうすると長女の私は『一人でできる子』とか思われて弟にかまいっぱなしで幼いころから放任されたりして。寂しいけどでも自分は一人でやれるからって我慢して過ごして。少し失敗するとえらい叱られてその度に泣いて辛くて、でも「私は幸せなほうなんだ。どこかに障害があるわけでもないし、戦争の時代に産まれたわけでもないし」と耐えてたりして。気付けばお節介で仕切るポジションにいるようになってたりしてました。
周りに頼っていいのかな、ってのが何より分からないことで。悩むくらいなら自分でやったほうが早いって考えついて誰かに頼む前に一人で片づける癖をつけてしまったうえに慣れ親しんだ場所から中途半端な時期に転校なんてことがあって更にその厄介な性分に拍車がかかって中学なんてとにかく要領よく、周りに迷惑をかけないように、浮かないようにそれなりにふざけて絡みやすくなんていろんなこと考えて馬鹿をやってました。
いろんなことに諦め癖ついて自分が我慢して頑張ればいいやとか思ってて今年にはいってからもいろいろな問題が間接的に起きてみてるの我慢できなくて突っ込んだらまた厄介な立場を担うことになって。それでもまあ自分がやったほうがさくさく進むってのもそれなりに自負しているから引き受けて。最近になってその騒動の根本が分かってしまって苛立って、元から皆はもういいやってなってるみたいだけど自分のなかではケリがついてなくてもやもやして体調崩して。ってのが今日にあたることなんですけれどね。
無理に頑張って気になることはちゃんと把握するまで問いつめるってのが昔からだから皆そういうものだと思ってたらそうでもないらしいですね。最近知りました。もっと皆周りを見て空気を読んで行動すると思いきやあまりにも考えずに行動して被害者ぶって責任だけを押しつける人もいるんですね。自分もそういったところがないとは言い切れないから強く言えないのだけれど、やっぱりあなたがそれを言うべきではないと私は思うんです。
本人に言えれば一番楽なのだろうけれど、そうすることでいろいろなところの空気が悪くなるのが目に見えてしまって行動に移せなかったりします。まあ、それも苛々もやもやを私が呑みこんで我慢すればいいのだけれど。でも今回ははいそうですかと上手く呑み込めなくて。
そんな私を見て心配してくれたり、話が長くなるって言ったらどれだけでも聞くからいいよと声をかけてくれたり、あまり背負うなと言ってくれたりしてくれる友人たちがいてくれて本当に恵まれてるなあと思いました。いつも一人で歯食いしばってるんですけれど、最近はそれも少ないです。愚痴聞いてもらったり、無理すんなって言ってもらえるのがすごく助かってます。それなりに顔広いほうだけれどそうやって言ってくれる人は少ないですからね、とくにリアルのほうでは。
まあつまり我慢とかいろいろして溜めこんでるけど、自分なりに逃げ場(このサイトとか)作ってるし、心配してくれる友人がいると思うとかなり恵まれた環境にいるんだなあって心底思った今日です。

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テーマ「人外ファンタジー」
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