ずっと寂しかった。
あれひとつで何もかもが決められる世の中で、ふと思った。
私は自分で自分の首を締めて遊んでいた、無邪気な子供だったの。
夢中になって、気づいたらすごく寂しい場所にいた。寂しさを感じないように仲間をつくったの。でも、そしたらもっと寂しくなってた。
今になって後悔している。私は間違っていた。
許してくれとは言わない。あなたは私を恨んで当然だから。
哀しいけれど、もう私にはどうにもできない。ろくでもない女だと罵ってくれていい。私はあなたを置いて死ぬけれど、あなたは私のようになってはいけない。
でも、私があなたを大切に思っていることだけはわかっていてほしい。
あなたを、愛してる。