テツロウ…!
こんにちはメーテルです。嘘です。
最近絵描いてないですね。つーかはやく小説書けよって感じですよねすみません。
書いてます。まあでも息抜きに今日は本の紹介でもしようかなって思うんだよ。
ネタバレもがんがんあるから要注意です。



ガリヴァ旅行記/スウィフト

言わずと知れたスウィフトの諷刺小説です。槙島先生推薦図書の一冊なので読んでみました。
内容は主人公のガリヴァーが航海の途中で様々なトラブルにあい、不思議な人々がいる島へ辿り着き冒険するというお話。国ごとに話が一区切りになっていてわかりやすいです。実はガリヴァーは帰郷の際に経由地として日本にも来ているんですよ。日本パネェ。
中でも印象的だったのは物語後半のラピュータとバルニバービ、ラグナグの話。槙島は藤間(禾生)と再会したとき、特にバルニバービの医者の話を例に上げていましたが、彼が本当に言いたいのはラグナグのエピソードだったんじゃないだろうか、という感じがしました。
前半は面白おかしくお伽噺のように書いていますが、後半になるにつれて人間とは何なのか、生きるとはどういうことなのか、という問いかけがあるようです。
読みやすいので活字苦手な方におすすめです。さくさく読めます。



羊たちの沈黙/トマス・ハリソン

名作です。グロテスクな表現や手口、狂人の特徴等はこの本を読んで勉強しました。
たしか映画化もしているので知ってる人も多いですよね。FBI捜査官見習いのクラリスという女性が、殺人鬼で監獄の中にいるレクター博士の助言をもとに、女性を殺して皮膚を剥ぐ狂人バッファロウ・ビルを捕まえる話です。
これは槙島先生推薦図書じゃないんですが、前から読みたかったので時間を割いて読みました。かなり面白いです。物語はクラリスの視点を中心に描かれますが、後にそれぞれの登場人物の視点も描写され、後半になるにつれてドキドキする展開です。レクター博士脱獄の際にはページを捲る手が止まりませんでした。私もこういう文が書けるようになりたい。
続編のハンニバル、ハンニバル・ライジングもかなり面白いらしいです。特にハンニバルは読み終えた後、爆笑しながら本を地面に叩きつけたくなるんだとか。



闇の奥/ジョセフ・コンラッド

入院中の狡噛が病室で読んでた一冊。凡そ病室で読むような代物ではないな…というのが素直な感想です。
単行本読みたかったんですけど、文庫しかありませんでした。
正直言って難しいです。内容もよくわかりません。というか二回読んでも理解しきれませんでした。ただ、狡噛が槙島をどんな風に見ていたのかがよくわかりました。
私から言えることは以上ですね。ぶっちゃけおすすめはできませんが、まとめると狡噛慎也という男を理解するのに手っ取り早い本だなぁという感じです。

みんな紙の本を読みなよ。


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -