お久しぶりです
オフで忙しくてなかなか顔を出せずにいましたがちょっと小休止(^o^)
連載もどうにか完結しました
最後のお話を読んでくださった方がどう受け止めるかでこの物語は少し変わってくると思います
ハッピーエンドとも言えるし、バッドエンドとも言えるかもしれません
私の方からは特に補足はありませんが、わからないところやこれどういう意味?というのがあれば出来るかぎりこたえるつもりです

ところで、私は槙島さんに心を動かされた人間のひとりだったり

私は途中まで狡噛さん贔屓目にみてたところもあったんですが、12話かな?槙島が初めて自らの手を汚したのをみたときにああこの人やべえと思いました

あの世界において真人間は槙島だけだったんだなぁと
特別なのは槙島ではなく槙島以外の全ての人間だったんだと
それをより深く理解するためには是非ともジョージ・オーウェルの1984年を読んでもらいたいです
内容や言っている細かい説明はとても難しいですが 槙島がシビュラに支配された世界をどんな風に捉えていたのかがすごくよくわかります

ちなみにこれは補足ですが槙島がノナタワーの頂上で狡噛に対して引用したパスカルの名言。
あの前後はこんな感じ

力のない正義は無力であり、正義のない力は圧制的である。力のない正義は反対される。なぜなら、悪いやつがいつもいるからである。正義のない力は非難される。したがって、正義と力とをいっしょにおかなければならない。そのためには、正しいものが強いか、強いものが正しくなければならない。
正義は論議の種になるが、力は非常にはっきりしていて、論議無用である。そのために、人は正義に力を与えることができなかった。
なぜなら、力が正義に反対して、それは正しくなく、正しいのは自分だと言ったからである。
このようにして人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである。

ブレーズ・パスカル『パンセ 正義と現象の理由』より



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