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こんなことで流れてしまう涙にも価値があるということを教えてくれたのは貴方でした

彼にも見せたことのない表情をあなたはいくつも知ってるはずよ

たった八つの数字で表されるその日が世界で一番大切な何の変哲もない記念日

彼は本当に平凡な少年でした。ただ一つ他人と違ったのは、プライドが人一倍高く、なんでも他人のせいにしてしまうところだけでした。

あなたがあなたを好きでも、それはあなた以外の誰かを嫌いになることじゃないわ

止め処なく流れる涙は貴方へと続く階段へと姿を変えることでしょう


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