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昔君に宛てた手紙の文字が滲んでいたから、それだけで視界がぼやけるほど嬉しいんだ

特技は泣き顔を笑顔に変えることですと君は笑ったから、たまらず僕の泣き顔も笑顔になってしまった

すぐ隣を見れば、家族でも友達でも恋人でもない誰よりも何よりも大切な人がいる幸せ

夢が絶望に変わる瞬間というのは、世界の最期か、私の最期か、それとも貴方の最期ですか

どうして貴方は辛くないのと聞くけれど、君が居るからとしか答えようがないんだ

例えば誰かが言うんだ。『髪の長くて背が高くて眼鏡をかけてるだらしないアイツが嫌い』。僕が聞こえる距離で僕の特徴を述べた後に名前を特定せず使われる否定の言葉。人はそれを、『呪い』と言う。


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