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浮かんでは消えていく君のための言葉を必死で追いかけたらきりがなくて

「暑い」だなんて離れる理由になりえないことは承知の上だろう?

ホラー映画なんて音でビビらせてるだけとか言いながら震えないでよみっともない

どこまでも行ける気がして走り出したけど、いつの間にか脚が鉛より重くなってる

閉じた瞼をこじ開けるように溢れる熱いソレを、無理やり牢に閉じ込めた

「卒業証書」と書かれた紙切れ一枚に引き離されるだけの繋がり


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