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燃え尽きて消えてくれ
理屈で塗り潰された世界
皆口を揃えて言うわ
遠くで笑ってくれればいいさ
あの頃の自分が厭で仕方ない
あなたとわたしと綿あめと
それでもすきなんだ、よ
この壁の壊し方を教えて
記憶の中の君は泣いていた
私はどこで間違えたのだろう
その温もりに触れる日をいつか
硝子の靴なんて無い
此処に居ることが証
嫌ならしなけりゃいい
海を裂いた衝動
ほら、天使が墜ちてきた
所詮無駄なエネルギーでしょうと
遠くから声がしたような
抜け出せない連鎖
朱いため息のロンド


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