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足下に抜け殻
はらはらと夕立
時期尚早と足踏み
とまれよとまれ冬の華
大河を抱きし時の音に
朝靄が隠したもの
子供の夢は彼方へと消ゆ
神授の祝詞を紡がん
天駆ける龍へと捧ぐ言霊
地平はどこまでも凪いで
真昼が月は蒼く輝き
微笑みの中に踊り明かす
哀しみは忘却の水底へ
海神が泣いていた
寂しいのは貴方のせいね
不確定要素を無視して
感覚を疑えば存在すら危うく
齟齬と協調の連鎖
赤と緑のパラドックス
「人の痛みが分かる人」


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