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無防備な君の傍で呆れている俺の顔も相当だらしなくにやけているのだろう

世の中には言っていい嘘と言ってはいけない嘘があることを君は知らないようだね

キスするときに痛い。髭を剃る理由なんてこれで十分でしょう?

涎を垂らして死んだように寝る貴方に苦笑いをしながら、心の中で今日もお疲れさまと唱えた

忠誠でも愛情でもなくてただ君の傍にいないと落ち着かないというだけ

その眉間の皺で紙を何枚挟めるかのギネス記録に挑戦しないか


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