ここは小さな町のはずれにある由緒正しきみょうじ神社の境内。
早朝から若い男が竹ぼうきで境内を掃き清めている。
白い着物と袴姿、長めの黒髪を白い紐で束ねている様を見るとこの神社の宮司さんらしい。
そう・・彼の名は・・せ〜の♪・・・さいとうにゃじめ・・もとい・・さいとうはじめといい、みょうじなまえに一目ぼれをしてこの世に現われた猫又さんなのでございました。(詳しくはさいとうにゃじめましたをご参照ください)
京都の有名な神社からの派遣ということで、形の上では何事もなく・・もちろん正体がばれることも無く・・なまえさんの許嫁として受けいれられたのですが・・・神社を取り巻く者達はあまりいい顔はしていませんでした。
でも当の本人はどこ吹く風のごとくのんきなもの・・これも天然故なのかとなまえさんは苦笑いの毎日でございます。
そんなにゃじめくんのその後を追ってみましょう。
「はじめさん、いいかしら?」
「にゃんだ?・・・あ・・なんだ。?」
もう・気を許すとこれなんだから・・でもあの姿の時は・・ふふふ。
「なまえ、何をにやにやしているんだ。」
「か・わ・い・い・。」
私は少し赤くなった彼の頬を指でつんつんした。
「おい、にゃめろ・・・くすぐったいだろ・・。」
変化が緩んだのか自慢の尻尾も揺れ始めた。
「はい、そこまで。続きはもう少し遅くなってからね。」
「そんな・・・。」
「ごめんなさい、でもね町の長老たちがお待ちかねなの。」
「そうなのか・・わかった・・だがな今宵は寝かせんからな。」
「お手柔らかに。」
わあ・・ちょっとからかい過ぎたかな・・・あんな風に言った時は本当にすごいから・・。
闇属性のせいか夜が深まるにつれてドンドン元気になっていくあなた。
身体の柔らかさに包まれてあのざらざらの舌で体中なめまわされたら・・子宮の奥底までズキ〜ンと響いちゃう・・。
いやだ真っ昼間から・・・神聖な神社の巫女がはしたない・・・でもうちは子宝に効くんだからいいよね。
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