何がしたい

「おっはやっほー!千夏ちゃーん」
雨の日なのに、こいつよく騒ぐな、なんて思って振り向いた。鷹の目HS相棒が、オレンジ色の傘をさしていた。
「そこはロックじゃねぇじゃないの、和成」
「え、何か勘違いしてね?HAYATOだよ?」
「あぁ、そゆこと」
こいつは緑間と違っておは朝じゃなくておはヤッホーニュース派なのか、なんてくだらない事を考える。
「それにしても、今日も雨なんだな」
「気が滅入るよ。湿気で髪の毛の癖が取れない」
「女子は大変だな〜」
「ハゲろ和成」
「ひでぇ!」
ゲラゲラと笑う和成をほっといて、私は歩調を早めた。待ってよ!なんていいながら追いかけてくるのを無視して、学校へ急ぐ。途中で鷹の目の相棒を見つけた。
「緑間、」
「む、坂本か」
となりに並んで歩き始めても何も言わないからそのままにしていたら、思いっきり高尾に引っ張られた。傘の雨が落ちて、思いっきり肩が濡れた。
「千夏ちゃんは、こっち」
しぶしぶ隣に並ぶと、にっこりと高尾は笑った。

焼き餅を焼く高尾。もうこれ以上書けない。力尽きた_(:З」∠)_