そろそろこの手で染めようか
眼鏡の奥に見えた偽り
紅を帯びた頬に伝う涙は誰の所為？
投げ捨てられたネクタイ
鳴り止まない携帯
泣き顔を拝む為なら手段は選ばない
単にそれが君だっただけ
崩せない輪状関係
そろそろ我慢の限界
昔掴み損ねたモノを今になって手に入れる
口からでるゴメンの裏側
確かに君を愛していたんだ
空いた心の隙間
しっかり手摺を握って
快楽という名の犯行

何も言わないで
或いはそれが、
不運なことに僕らは、
幸福を目の前にして
たくさんある中で
これからもその先も
二度とないとは思うのだけど、
最近思うことには
そうだね、だったら
考えてみれば
特に意味はないのだけれど
眠りの姫とは良く言ったもので
ゴールテープを切って
日常には飽き飽きした
そう心に決めたはずなのに

部屋から聞こえる悲鳴
エゴイストの叫び
目の前に広がる紅
理想と現実の境目
自然と笑みがこぼれた
初めて知った恐怖の文字
愛故の憎しみ
本気になる前に殺してしまおう
すべてうまくいくと思ってたのに
垣間見た世界は地獄だった
悪いとは思わない
そのカオがスキ
破壊の魅力
処女は貴方に捧げます
それ相応の裁きを

彼と彼女の五つの間違い
幸せの基準値
思い通りに事が進まないのはあたりまえ
吐き出したいこともある
だいたい予想通り
片腕だけを任せて
わがままになって
そんなのまだわからないじゃない
映像だけの繋り
これが本当に最後です
好きだと実感した瞬間
抱きつき症候群
キス魔の策略
中途半端なカウントダウン
君にごまかしは通用しなかった、

飛び立つ、僕は鳥なんかじゃない
夢を見た気がするけど、気のせいかな
スピカの涙に込めた願い
ありがとう、と君は死ぬ
幸せを流して何を願おうか
叫んだ。聞こえたかな、
このくつで何処へでも行ければ良いのに
彼の鳥は僕の願いを乗せて
そこに未来はあるのかな
ただ影を追いかけただけ
流れ星に願うのは、
弾ける泡のように、
それは葬られてしまった
あなたはきっと知らない
進化を忘れた世界