「ででっでっでで、ででっでっで」 「ちがうだろ、ダダッダッダダ、だろい」 「でぃでぃっでぃっでぃでぃ？」 「ちが、だからダだって！お前どんだけ俺に反抗したいわけ！なんとかしろよ仁王！」 「丸井君の説明が分かりにくいよ仁王！」 「…お前らは何をしとるんじゃ」 「は？お前空気読めよ馬鹿、どう見てもあの有名な登場シーンのBGMの練習だろ」 「どう見ても頭のおかしい馬鹿どもだった」 「仁王君、どうすればいい？」 「は？」 「どうすればかっこよく登場できるんだろうって考えたらやっぱあの曲しかないんだよね、こう、どーんって感じで！」 「一体どこに登場するつもりなんじゃお前」 「え、彼氏の前、とか？」 「逃げるな確実に」 「俺も、っていうかお前彼氏いんのかよ」 「………」 「おい」 「…黙秘権の行使」 「おー難しい言葉知っとるのー、えらいえらい」 「まあね！いないけどね！」 「いないのかよ」 「じゃあ幸村君の前とか？」 「っていうかむしろ幸村くんの登場にじゃね」 「たしかに！やってみる？」 「んなことしたら殺されるぜよ」 「ばれなきゃいいよ、誰がやる？」 「お前駄目だろ、でぃじゃ駄目だ」 「じゃあ丸井君きみがやるのかね」 「…黙秘権」 「ぱくんな。ねえ仁王君一回やってみてよ！」 「嫌じゃ」 「なんでよやってよー仁王君やってよー。仁王君すごい大好きすきすきやってよー」 「気持ち悪いからやめんしゃい。っつーかあれ音なんだから口で言うのは無理」 「へー、できないんだへー。ペテン師だイリュージョンだって言ってるくせにへー」 「は」 「あーあ」 「諦めろよ、こいつはそういう奴なんだ」 「うん、丸井君」 「じゃあ行くか」 「そうだね。さよなら仁王君」 「………やればいいんじゃろやれば！」 「さすがペテン師！」 「よっ、イリュージョン！」 「うっざ」 「どうどう」 「ええか、あれはダとかでぃとかそんな単純な音じゃあらわせん」 「ほうほう、で？」 「じゃから、※○£★↓▽♯！じゃ」 「うおおお！」 「すげえ仁王すげえ！今の見たかよお前！」 「私の方が先にリアクションしただろ馬鹿か丸井君！」 「仁王どうやるんだよそれすげえよ」 「舌の複雑な動きがあってこその技ナリ、お前らには無理じゃ」 「複雑な…技…、だからお前はモテるとでも言いたいのかよ！」 「エロ！変態！」 「え、ええー。そういう考えに行き着くお前たちが変態」 「あ、でも複雑がいいなら３人全部合わせたらもっとすごいんじゃね」 「なんて単純な」 「確かに！丸井君天才！」 「ふぅー！」 「よしやろう！」 「いいかせーのでだからな、ズレるなよ」 「おうよ！」 「仁王もな、分かったか！」 「…もうなんでもいい」 「世界初の試みだぜこれは…。じゃあ行くぞ、せーのっ」 「…柳、あの３人は何をしてるんだい」 「かくかくしかじかだ」 「そんなんで分かるわけないだろ馬鹿じゃないの。とりあえず超音波出る勢いのうるささだからボッコするついでに注意してくるよ」 「……ああ」 101010 柳は救急箱を持って待機するという。 わけわかめですねごめんなさい。 ところで今日は焼肉の日だそうです← |