？｢今日こそ。今日こそ……話しかけるから｣









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｢ふあぁぁぁぁあ｣

ツ｢大きい口、虫入るよ｣

｢欠伸とくしゃみって我慢したくなくない？｣

ツ｢そう？｣

山｢俺わかる！なんかあれだよなー、出なかったぜ！ってなるのな｣

｢そうそう！思っきりしたい｣

？｢ねえ｣

山｢特にくしゃみの不発具合は嫌なのな｣

｢くっそわかってんじゃん山本！よし、今日から山本は親しみを込めてもっさんと呼ぶことにする！ね、もっさん！｣

ツ｢そこは山もっさんじゃないの？｣

？｢ねえちょっと｣

｢長いかなって、もっさんのほうが短いじゃん！｣

山｢なんでもいいぜ｣

｢ほら！流石もっさん！懐が深い。沢田とは大違いだよ｣

ツ｢おい｣

｢わっ、睨んでる！やだ怖いわー、ね〜｣

山｢ね〜｣

？｢ねえ！！｣

ツ｢あれ、いたんですか雲雀さん。気付かなかった｣

雲｢え。酷くない？辛辣だね、沢田綱吉。え、沢田綱吉だよね？｣

ツ｢他人の空似です｣

雲｢えっ、そうなの？じゃあ佐倉茉那は？｣

｢私も他人の空似でっす！佐倉に何か用ですか？｣

雲｢うん、まあ。でも佐倉茉那じゃないならいいや。行っていいよ｣

｢あざーす！｣

獄｢雲雀ってこんなアホだったか……？｣

ツ｢そういう日もあるんだよ｣

獄｢そうっスね！｣

｢ねえねえ、私もしかして待ち伏せされてたの？登校した瞬間に咬み殺されるとこだったんかな？いや私何にもしてないよ！？｣

山｢そうだなー。茉那に用があるっぽかったしな！｣

ツ｢でも他人の空似で誤魔化せたね｣

獄｢あいつ風邪でもひいてんじゃないっスかね！｣

｢でもあれ待ち伏せ失敗？｣

ツ｢そうなるね。どんまい雲雀さん｣






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草｢委員長、全校生徒チェック完了です｣

雲｢あれ。生徒全員登校したの？｣

草｢はい。休みの連絡が入った生徒以外は｣

雲｢それなら佐倉茉那は今日は休み……か｣

草｢委員長、彼女は登校してましたよ｣

雲｢え、嘘でしょ？｣

草｢いえ本当です。名簿もチェック済ですし、何より委員長は本人に話しかけてましたよ｣

雲｢待ち伏せ失敗？あいつら嘘ついたんだ……最低だね、咬み殺す。草壁、あとで佐倉茉那に昼休みに応接室に来るように校内放送しといて｣

草｢わかりました｣



待ち伏せ失敗？
お題:確かに恋だった
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