「ティア、ティア起きなさい」
「んぅ」
「今日は久しぶりに六道骸が来るんでしょう?」
「……はっ!そうでした!リアちゃん、今何時ですか!?」



起こしにきてくれたカラフルな頭のオカm……さんは、リアちゃんです!
私にとっていつも優しいママさんですね

ってそうじゃない!!!
骸くんが来るんですよ!
いつもはフランちゃんが本部に行って2人で会ってるんですけど、今日は久しぶりにこっちで色々するみたいなんです!
リアちゃんが静かに時計を見せてくれました



「じゅっ、9時50分!?」
「そうよ。何度か起こしにきたけどぐっすり寝てるんだもの。反応ナシだったわ」
「ごめんなさいー!!」
「ティアが遅れても文句言わないわよ。とりあえずその絡まった髪の毛を梳かしましょ!」



さ、座って座って!とドレッサーの椅子に誘導される

ほんとだ、すごくボサボサになっています……
あ!そういえば昨日はドライヤーで乾かさずにに寝てしまいました



「やっぱりドライヤーはちゃんとしないとですね」
「まぁ!しないで寝たの?そりゃこうなるわよー」
「お風呂に入ったのが遅かったから自然乾燥で半乾きのまま寝ちゃいました、へへ」
「髪の毛が傷むわよー。歳いってから後悔するんだから!」
「はーい、気をつけまーす」



手をあげながら返事をすれば微笑むリアちゃん
サングラスしてても意外とわかるんですよ!
口元が見えてるからかな

急がないと10時30分に来るらしい



「相変わらずティアの髪はサラサラねえ」
「えへへ、ありがとう!リアちゃんがいつもお手入れしてくれるお陰です」
「どういたしまして!でもボスとはやっぱり髪質も似てないわねぇ」
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