「れ、レイリー…!これ何なんだよ…っ!」
そう答えを請うルフィの口許を大量の粘液を帯びた触手が這いずり回る。四肢をもその植物に拘束され抵抗することができない。ねちょ、ぬちゃ…と耳に触る音を至近距離で聞くことで、触手の存在をより一層自分の身に刻んでしまう。触手が己の顔に触れる度ルフィは顔を背けるが、すぐさま首を掴まれ元の位置に顔を戻される。
「アッ…!やめろっ…こら!」
レイリーの指示も待たず触手は自らルフィのズボンの中に忍び込んだ。

小一時間前、人間など自分達以外は絶対に生息していないだろう深い森の奥で、二人はなまめかしく蠢いていた触手と遭遇した。ルフィは戦闘の意を剥き出しにしていたがレイリーは違った。彼は咄嗟に、悪童がいたずらを思いついたようなひらめきであることを考えたのだ。
こいつら触手を使ってあの無垢な少年を暴いてやろう―…。
レイリーの頭の中にはすぐに、触手に犯される淫らな教え子の姿が想像できた。彼がほんの少し覇気を表わにすると触手はすぐに人間に楯突くのを止め、従順で利口なものになった。今の今まで生きていた生物からただ駆使することだけの道具に変身させることなど、レイリーにとっては最早朝飯前だった。

「あっ、ん…っ、ァひっ」
ルフィはあっという間に服を全て剥かれ、触手まみれのペニスをレイリーに見せつけるようにして脚を開いた。触手がそのペニスの輪郭をなぞるようにして蠢く。
「随分と気持ち良さそうじゃないか、え?」
「だ、誰が…、あっいやだっレイリーっ!前は触るな…っ!」
レイリーがルフィのペニスを握ろうとするとルフィは顔を横に何回も振った。しかしそんなルフィの言うことをレイリーが聞くはずもなく、何の躊躇いもなしに触手ごとルフィの勃起したそれを握ってやった。
「んあっ!ひ!れっ、れいりぃ…」
「…と呼ぶなと何遍も言っているだろう?ルフィ君」
「…し、師匠…!やめて下さいぃ!」
「どうしてだい?ちゃんと勃起できたじゃないか」
「だって!そこ、したら…アッ、あああっ!」
ルフィが身体をくねらせて精液を吐き出した。彼のペニスに纏わりついていた触手が嬉しそうにルフィの精液を吸収した。はあはあと荒く息をして少年は頭を垂れ下げた。
「触っただけでいける身体にまでなったようだね」
「ちっ、違う!これはこいつらが…!っんぐぅっ」
ふいと上げられたルフィの顔にすかさず触手が伸びてきて、彼の口腔の中に飛び込んだ。容赦なくその中を粘液で犯しだす。
「んっ、んぐ、っふ」
「さあ今度は師匠に後ろの穴を見せてごらんなさい」
レイリーがルフィの後孔に手を伸ばそうとするとまた強い拒否反応を示した。首を振るだけでなく、自由のきく足首だけでバタバタと暴れ始めた。
「騒ぐんじゃない馬鹿者。これも修行のうちの一つなんだよ、分かるかい?もっと強くなりたいんだろう」
レイリーが言葉巧みにそうルフィに話しかけると、ルフィは少し考えた様子を見せた後、渋々といった態度で暴れるのを止めた。修行、と聞けば何でもする。強くなりたいのだろ、と言われれば道を選ばない。少年をそう仕立て上げるのはたいして困難なことではなかった。
触手の導きでルフィの後孔が顔を出した。足を極限にまで開き膝が鎖骨につきそうなぐらい折り曲げている。ルフィの尻の周りにいた触手は早く少年の穴に食らいつきたくて堪らなそうだった。レイリーは触手に一つ目配せをした。すると尻の触手のみならずルフィの口腔にいた触手まで、ルフィの後孔に飛んできてそこへ自分の粘液を塗りたくった。
「えっ、え、あっ」
「そうだ、ちゃんと慣らしてから残さず頂くんだぞ」
レイリーが触手にそう言うと、それが引き金のようになってまず一本目の触手がルフィの中にぐちゅりと差し込まれた。
「っあああ!んあ…っ!」
ルフィが顎を天に向けて目玉をこれでもかというほど大きく開いた。
「あ、あ、ひぃ、いっ、あァ!」
少年は比較的浅いところで高い嬌声を上げ始めた。どうやら触手が前立腺にクリーンヒットしてしまったらしい。
「そこはっだめだっ…!そこ、アッ、やめっ…!」
しかしルフィのペニスは変色し痛いぐらいに再度勃起し始めていた。少年が感じていることを証明するのにそれ以上のものはいらなかった。
「ししょ、あ、師匠、アっ…あっ、あっ」
「よし、お前は前立腺を苛めていろ。次、もう一本いくぞルフィ君」
レイリーは触手にそう指示をし、また別の触手を手に取った。
「いっ、待っ、ししょ、あああんっ」
先程より二回りほど太い触手がルフィの穴に飲み込まれた。大袈裟にびくんびくんと反応した彼の背は弓矢のようにまがり赤く火照っていた。そんな男の姿を見て、レイリーは少しばかり興奮した。また少しルフィを苛めたくなって、その触手にもっと奥へ奥へと攻めるように指示をした。触手は前立腺を通り過ぎぐちゅぐちゅぐちゅっ!とルフィの奥を突き進んだ。
「ひいっ、い!いっ、ああっ、ひァっ」
「どうだ、奥までくるだろう?」
「あっあっ、くる、くるからぁ…っ」
だからやめてくれと言うように涙を振り撒きながらルフィは首を縦に振った。しかしそれも束の間、すぐにまたいやいやをしながら「だめ、だめ」と連呼した。
「なんだい、もういきそうか」
「でる、でちまうっ…!」
「まだだめだよ。簡単にいってばかりいたら修業にならないだろう」
すぐさま別の触手がルフィのペニスの根元に絡みつきぎゅっときつく縛り込んだ。ひっ、と息を呑んだルフィは目を見開いた。いきたくてもいけない苦しみにただただ嗚咽を漏らして喘ぐだけだ。
「ひ…ぃ…ぁ」
「だらしないお口にはチャックをしないとな。どれ、こっちはどうだい」
レイリーはそう言って二つ指でルフィのいきり立った乳首を摘んだ。ルフィの身体はまるで電流でも走ったかのように反応し、涎を垂らしながら目を虚ろにさせた。
「ああっ、いやだ、ひんっ」
乳首を限界まで引っ張ってから爪でばちんと弾いた。ゴムという体質上、衝撃がかなりダイレクトに感じてしまうみたいだ。
「本物の女のような身体をしているね君は。とんだ素質を持った子だよ」
息が上がり顔を火照らせているルフィを見てしまうと、レイリーは興奮を隠せずにはいられなかった。きめの細かい柔らかな肌や、唾液の伝った首筋も、腹に力を入れる度表れる汗の浮いた腹筋も、もちろん可愛く自己主張をする幼い彼自身も全て、レイリーの性欲を掻き立てるものであった。いい歳をしてこんな小さな子供に欲情している自分がみっともなく恥ずかしかったが、生憎今はそんな冷静なことを考えられる頭は持ち合わせていない。この少年がどこまで自分の技でよがり狂うかこの目に焼き付けたい。こんな触手なんかとは比にならないくらい良い思いを存分にさせてあげたい。そんな思いばかりが頭の中を駆け巡る。
「さあそんな利口な弟子に師匠からのご褒美だよ。受け取ってくれるね?」
レイリーは即座にベルトを緩め勃起したペニスを持ち出した。肉かっ、と目を輝かせたルフィだったが、後孔に宛がわれたレイリーの存在に気付いた瞬間さーっと顔色の血の気が去っていった。
「まっ、待てよ!もうそんなところに入るわけないだろっ…」
「喚いてくれるなよ。セックスというのは雰囲気が大事なんだ」
「こんな状況で雰囲気もクソもあるかっ…、…―っ!」
ルフィの言葉もよそにめり、とレイリーの先端が後穴に押し込まれた。
「すまんが君が何と言おうが、もう私は止まれんのでね…」
きっと理性のリミッターはもう完全に枷を外してしまった。さすがに触手二本を収めたまま男のペニスを迎えるのはきついだろうが、穴のまわりをマッサージしてあげながら慎重に推し進めていけば案外彼の身体はすんなりとレイリーを受け止めた。
「ああっ!あっ…もうっ、きついっ…!」
ルフィのペニスは完全に萎えてしまっていた。あまり挿入に時間をかけていたら彼のペニスは反応しなくなってしまうかもしれない。取り残されるのだけはご免だ。
レイリーは一度全てを彼の中から引き摺り出し、それから思い切り彼の奥をめがけて腰を打ちつけた。
「―っあああっ!あっ、ひいっ!」
ルフィは全身を激しく痙攣させて涙を流したが、レイリーは動きをやめなかった。腰の運動を続けながら右手で彼のペニスを持ち上下に扱いてやる。ルフィがあっあっと上擦った声を出せばそれはすぐに芯を持つように熱くなった。
「あっ!アアっ、ストップ、ああっ、だめ」
そう言いながらもルフィの中は厭らしくレイリーに絡みつくように蠢いている。そんなことも知らずにここまで大人を魅了するのだからこの子供は本当に末恐ろしい。
「ほら、どこを突いてほしいんだい?ここかい?」
だからついつい意地悪をしてしまいたくなる。わざと前立腺を突かずに焦らしてやると、彼は恥ずかしそうにしながらも首を横に振った。
「じゃあどこかな」
「もっ、もっと奥の…、アアっ!、バカ行きすぎ…っ!」
「師匠に向かってバカとは何だ、バカとは」
「ああっ!アっ、そこっ、そこがいいですっ!」
前立腺を突けば素直に首を上下に振る彼が愛らしい。先程の触手と一緒にルフィの前立腺を集中的に責めてやると、彼の身体は嬉しそうに震えて背中を反らした。
「あっ、ししょ、いくっ、いくっ」
「もう少し我慢しなさい。私もじきにいくから」
「師匠っ、んあっ!あっあっ」
腰の運動のスピードを速めて、絶頂への階段を駆け上った。前立腺を過ぎ一番奥の直腸へ何度も衝撃を与えた。二本の触手も負けじとルフィの中を掻き荒す。
「あっあっ!師匠っ、ししょおっ!」
少年の限界が近いらしい。レイリーはラストスパートをかけた。
「ああっ、いく、いきたいっ、師匠っ」
「よしいいだろう。一緒にいこう」
レイリーの言葉でルフィのペニスに巻き付いていた触手が離れていった。途端にそこから少年の嬌声とともに大量の白濁液が飛び出した。
「―ぁああっ、あっー…!」
びちゃびちゃとそれが二人の腹を汚す。レイリーも数秒遅れでルフィの中に精液をぶち撒けた。まわりにいた触手はルフィの精液や唾液などを残らず吸い取った。彼の中を凌辱していた二本の触手もレイリーの精液やルフィの分泌液まみれになってそこから抜け出してきた。ルフィは結局これが何の修行で何のために役立つのか知らないまま、レイリーのものが取り出される前に気を失った。





りんごさんへキリ番リクエスト「レイリー+触手×ルフィ」でした!りんごさんリクエストありがとうございました!素敵なシチュエーションご馳走さまでした〜^ω^絶対あの二人、山の中で何度かしっぽりいってしまっていますよねっ。この度は出来上がるのが遅くなってしまい、重ねてこんな長い話で申し訳ありません!少しでも楽しんで頂けたら幸せです。もちろん返品もバッチコイです。リクエストありがとうございました!これからもよろしくお願い致します!

梅子より


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