そっと差し出されたメモに書かれた金額におれはころりと落ちた。だって、これなら一ヶ月もあれば借金が返せる。そうして今、おれは四台のカメラと他人の前で甲高い声を上げていた。普段なら死ぬほど恥ずかしいんだけど、エッチになるお薬もとい媚薬を飲んだおかげで、頭の奥や身体が熱くジンジン痺れて考えがまとまらない。
「なあ、自己紹介してくれよい」
「んぅ…あっひ!じこ、しょーかい…っ?」
「そ。これからいろんな奴らに可愛がって貰うんだからねい」
触られてなくても身体の突起と言う突起がぴんと上を向いている。乳首を赤くなるまで噛んで、どろどろになったちんこを指で弾いてマルコは楽しそうにおれをいじめる。自己紹介なんてしたくないし、何を言えばいいのかもわからない。助けを求めるように涙目で見れば眉を寄せて「これァまたとんでもねえ奴をスカウトしちまったない…」と、カメラに拾われない音量で言われた。そしてぐっとおれを抱き上げて自分の胸にもたれかけさせる。力の抜けたおれは当然なすがままで。
「ほら、エロいとこ見せながら名前言ってみな」
「っ!やぁ、んん…みなっ、で!」
「ダメだよい…ほら、」
ローションにカウパー液に精液に腸液に、いろいろとありえない液体で溶かされたけつの穴はマルコのごつごつとした四本の指を飲みこんでいる。媚薬の力ってすごいな、なんて変に冷静な部分で思った。無機質なカメラが立てる微かな音にも感じているみたいに、おれのちんこからは蜜が止めどなく溢れる。ちなみにカメラの上にはご丁寧に大きな鏡があって、こんな姿が皆に見られるんだと改めて知らされた。
「あっ、あ、あ、んや…っ」
「言わねえと、ずっとこのままだよい」
「ひう!…ん、いう、いうからあ、まっ…」
激しく指をばらばらに動かされて太ももがびくっと痙攣する。まだ一回しかイかされていない身体は後ろだけでイけるほど開発されてなくて、ただただ熱がこもるだけ。とうとう指示をおぼろげに聞いてしまった。こうなればやけだ。マルコの尋問に導かれておれは言葉を発する。
「名前は?」
「ふゃ…っ、くぅ…るひ、るひい!」
「ルフィな、可愛い名前だねい」
「ぁひ…!やぁんっ」
「今、何歳なんだい?」
「じゅっ、じゅーなな!」
「高校生かよい?」
「がっこ…いってな…んんうっ」
ぐちゅぐちゅ中をかき交ぜられて、低い声と一緒に耳の穴を舐められる。
ぞくぞくする。涙腺が壊れたのか涙が止まらない。あくあくと息をしていると、よく出来ましたと言うようにマルコがキスをしてきた。舌を吸われて噛まれて、涎唾が垂れ流しになる。気持ち良かった。
「じゃあ、最後に一番気持ちイイとこを教えてくれよい」
「っ、ひああああ…!」
言葉を理解する前に素早く指が抜かれて、熱くてぶっといマルコのちんこが一気に中へ入ってきた。その衝撃は骨を殴られた感覚に似ている。悲鳴に近い嬌声を上げながら、おれはこみ上げる快感をなんとか逃がそうとのけ反った。カメラから顔がフェードアウト。それをマルコが許さなかった。
「こら、ちゃんと前見ろ」
「ふっあ…あ、あ、っ」
「えっろい顔……ほら、カメラマンも堪んねえってよい」
薄く開いた目にかろうじて映るのは、ギラギラとした視線をおれに向けて自身を扱いている一人のカメラマンの姿。残りの三人も多分同じことをしているんだろう。マルコを含めた五人の男が、おれの淫らな姿を見ておっ勃てている。そう思った瞬間、おれの心の何かが壊れた。
「あああっ、イイ…!、きもちい…んあ!」
「…っ、どこがイイんだ?」
「そこっ!あっ、…すっ!ひゃあっ、すご!いいぃ!」
「あー…おれも堪んねえ」
腰を持たれて落とされていたのが反転、ベッドに押し付けられてけつだけを持ち上げたような格好にされた。ケモノみたいにマルコは抜き挿れを激しく繰り返す。まるで今までの動きさえ前戯だったよう。奥のこりこりとしたとこを刺激されて、ついでにちんこを擦られておかしくなりそうだ。
「ルフィ…!カメラにイくとこ撮ってもらうよい…!」
「ふぅ、くぅん…!とって、…れの…っ、イくとこ!」
「っおい、ちゃんとカメラ構えとけい!」
膝裏に手を差しこまれてまた起こされた。もうわけがわからない。ぐぷぐぷとエロい音がけつから聞こえる。まぶたの裏が白く光ったときに、丁度マルコが尿道に人差し指の先を入れた。
「やああああ……っ!!」
「っく、」
勢い良く弾けたおれに合わせてマルコもおれの中でイった。熱い液体が迸ばしる。見えないはずの数億もの精子が自分の腸を逆流する感覚を最後に、おれは白濁した睡魔の波に飲みこまれていった。おそらく、ビデオはばか売れするに決まってる。
さばさんより「AV男優ルヒたんと愉快な仲間達」頂きました!私にそのビデオ売って下さいお願いします。(本気)カメラのフィルムごと買い取っていいですか!借金は私が肩代わりになってあげるから、ぼくは一生男たちにまわされていなさい^^「るひ」呼び萌えです!ぜひ他の愉快な仲間たちも拝見したいです!うひひ!ありがとうございました!
梅子より