※会話文のみ、二年生組




「はーい、お前等集合ー」
「ていうかさー、何で犬飼幹事なの?」
「いや、妥当だろ。橘とかにやらせてみ?ひでぇ事になんぞ」
「ん?何か呼んだか?」
「呼んでねー。それより犬飼は幹事夜久から頼まれたの?」
「まあな」
「確かにお前夜久と仲良かったしな」
「いや、俺より柿野のが仲良かっただろ」
「あいつはなんつーか色々特殊っつーか……そういや柿野は?」
「今パリだって。夜久のドレスの最終調整してるらしい」
「うっわ、相変わらずすげぇな」
「……そうか、夜久もとうとう結婚か」
「白鳥、お前いつまで引きずってんだよ重い」
「重い男はモテねーぞ」
「うわあああああ!そう言われてこの間彼女に振られたばっかりなんだぞ!」
「ご愁傷様だね」
「……」
「……そう言えば宮地もあいつの事好きだったよな」
「む、何を言ってる!俺はだな!」
「宮地が式の最中で泣かないか不安だな」
「ハンカチ忘れんなよ」
「おい、人の話を聞け!」
「と、あと居ないのは幼なじみ組と青空と神楽坂か?」
「青空と神楽坂は忙しいから当日しか来れないんだと。幼なじみ組はまた別で色々用意あるみたいだし余興は俺らだけでって事で」
「何やるよー」
「定番通りカラオケってのもなぁー女装?」
「矢●美容室?」
「古っ」
「宮地が泣くだけである意味……」
「だから俺は泣かないと、」
「宮地の兄ちゃんから龍ちゃん最近元気ないから励ましてあげてってメール来てたぞ」
「なっ…!それより何故犬飼が兄貴のアドレスを」
「何かいっつもお前の周りにいるじゃん」
「夜久あああああ結婚するなああああ」
「白鳥うるせえよ」
「……ねえ」
「何だよ柑子」
「余興もだけどさ、夜久にスピーチは誰がやるか皆で決めろって言われてなかったっけ?」
「あ」
「夜久ああああああああああ」
「くっ……!兄貴め、余計な事を」
「……決まんの?」
「ぜってー無理」



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