*捏造、ジャンル、CPごちゃまぜ注意 log


(stsk 犬飼 夢というか何と言うか…大学生設定)





今日は何と嬉しくない事に最高気温38℃の真夏日で空には雲一つなく青く澄み渡っている。おまけに風もなくただただ痛いくらいの陽射しを浴びるばかりだ。死ぬ、正直死ぬ。太陽光線に熱されたコンクリート、蜃気楼が見える。そのせいで前を歩く誰かの背中は少しぼやけている。ネイビーと白を重ねたタンクトップから伸びる腕は程よく日に焼けていた。最近良く目にするブランドのリュックがよたよた揺れて、前方の誰かが抱えた何かから黄色の丸がころころと落ちた。広い上げるとそれは甘夏柑で、柑橘系の良い香りがして暑さがほんの少しだけ飛んでいった気がした。

「おーい、甘夏落としてんぞ!」

そこで前方の人物はようやく振り返った。切り揃えられた黒いボブの襟足が汗できらきら光っているのが目に焼き付けられる。

「あ、それあげる」

前方の彼女はダンボールを抱えてとたとた俺に近寄ってきた。
開いたダンボールには沢山の甘夏柑が詰まっていて凄く重そうだった。

「実家から送られてきたんだけど一人暮らしじゃこんなに食べ切れないからさ、持って来ちゃった」
「確かにな……しかし重そうだな、持つか?」
「いいよ、教室まであとちょっとだし」

じゃあね、と彼女は俺に笑顔と甘夏柑を残しまたとたとた歩いて行った。

「……あ、名前聞くの忘れた」





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夢と言うには外見や性格が私の中で固まり過ぎてるので何とも言えない。
そして高校verもあったりする。勿論他校生彼女。名前は槇夏帆とか考えてみたりしてた。名前みたいな苗字って可愛くないですか?
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