赤司くんの名前を間違える(krk)

※高校生、夢主は誠凛生


「……あ」

「……テツヤ」

「ん? …黒子くん、この人は?」

「…"あかし"くんです。中学の時の主将でした」

「変わった名前だねえ。はじめまして!私はただのしがない黒子くんのクラスメイトです!」

「…そうか、テツヤが世話になっている」

「いえいえー。どこの高校に通ってるんですか?」

「洛山だよ」

「……何処?」

「京都の高校です」

「きょうと!すごい!」

「それより赤司くん、どうして君が此処に…?」

「…ああ。それについては…、…クラスメイトさん、少し席を外してくれるかい」

「んっ。私もうそろそろ帰ろうと思っていたので失礼します」

「…そうですか、気をつけて帰って下さいね」

「うん、黒子くんまた明日ね」

「はい」

「それじゃあ多分これが最初で最後の邂逅になると思うけど…さようなら、"わかし"くん!」

「……」

「……」

「……え?"わかし"?」

「すみません、赤司くん。あの人は対人限定で記憶力が著しく低くて…。実はあの人も帝光出身です」

「……」




「"わかし"くんと会ったらなんかテニプリ見たくなってきたー!」

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赤司→若(日吉若)


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