財前と親友の部活後(庭球)

下の記事の続き。

「今日はこき使ってもうて堪忍な」

「ほんまっすわええ加減にして下さい何で同じ委員会やっちゅー位であんたらそないに仲ええねやムカつく」

「こらこら光くんや、私だって普通に中二病やスピード狂やホモやオカマや坊さんとも話しますよ。クールダウン、ビークールだぜ財前光」

「おい待てホモってもしかして俺の事かゴルァ」

「…やっぱ先輩連れて来るん間違いやったわ」

「そんな事言うなよ、二ケツして帰ろう?」

「それはする。チャリの後ろに先輩乗っけるのやりたかってん」

「そもそもメリーさんキャラ崩壊しとるやん」

「誰か忍足の携帯の番号教えて」

「ギャアアアア」


「そういえば光、どうしてメリーって名乗らなきゃいけなかったのさ」

「……」

「ヘーイ、ヒカルゥ!ホワイ…ホワイ、ディドゥ、ユー、セイ…」

「先輩が英語苦手なんはよう分かりました」

「質問に答えよ、財前光」

「……先輩の」

「んー」

「……先輩の本名、教えたなかったんすわ」

「まぁ、結局私の名前知ってるのは光と白石くらいだしね。あー、金色さんは頭良いから私の事知ってそう」

「あーあ、ほんま萎えた。先輩明日から図書委員になりません?」

「なりません」

「チッ」

「(こりゃあ臨時マネになった事言ったら白石に生命の危機が訪れるな、黙っておこう)」

中二病→白石
スピード狂→謙也
ホモ→ユウジ
オカマ→小春
坊さん→師範

中二病は勿論メリーさんのジョークです。


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テーマ「人外ファンタジー」
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